【ハイキュー】主将ズが幼児化した件について

41.超足速いゴジラ ページ46

国｢クソ川さん何してんですか？！｣


松｢あらヤダお熱いことで♡(裏声)｣


花｢お幸せにね♡(裏声)｣


『うるっせぇわ。お前らの頭バレーボールに見立ててスパイク打つぞ』



なんて言ってる間も首元に顔を埋めてぐりぐりしている徹。
いやぁ…可愛いんだけどね、岩ちゃんの顔が般若ですよ。

いつ持ってきたのか分からないけどもバレーボール持ってるぞ。



『い、岩ちゃん？まさかそれ打つ気じゃないですよね…？』


岩｢打つに決まってんだろ｣


『巻き込み事故起こりかねないですけど？！』



クソｯ逃げるが勝ちだ！

私は急いで徹を横抱きし、青城部屋を飛び出す。
そうだ、このまま烏野行こう。
きっと安全(なはず)だ。

後方からスドドドドという、もはや足音とは思えない音が聞こえてきた

超足速いゴジラ的な

火事場の馬鹿力というものだろう、いつもより早く走れている気がする。
徹持ってんのに


暫く走っていると見えてきた烏野部屋。


バンッと扉を開け、ズサっと滑りこんだ



田｢うおｯ！？｣


『ごめん田中ｯ！』



蹴っちゃった。

私達が慌てているのに気づいたのか、ドアの横にいた潔子がドアを閉めてくれた。

はぁ…とりあえず一安心かな



清｢どうしたの？｣


『ﾊｧ岩ちゃん…に、追いかけｯﾊｧられたｯ！』


日｢大丈夫ですか……って！大王様も居る！？！｣



ぎゅーっと私の首元に抱き着いて目を瞑っている徹。



『徹、もう大丈夫』


及｢いわちゃんもうこない？｣


『うん。……多分』

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