【ハイキュー】主将ズが幼児化した件について

38.お届けもの ページ43

仕方ないからとりあえず天童にはジュースを奢ってやり、マネ部屋へ行った。



雪｢あ、Aーお届けもの来てるよー｣



Aの布団の上見てみ
と言われたので見てみると



『…いや、さ。』


光｢あ、Aー！｣


黒｢Aおかえりー！｣


及｢おそいよー！｣


『誰よこれ持ってきたの』


清｢一旦各校の部屋に連れて帰って寝かせてたらしいんだけど、途中で起きちゃったみたいでね。
俺達にはこいつらの世話無理だーとか言って配達されてきたの｣


『無理だーじゃねぇわ馬鹿…』



忘れてないよな？寝てる間はこいつら元に戻んだぞ？なぁ。
そんなヤツらを何故マネ部屋に持ってきた？

誰に言ってるのか分からない文句をただただ心の中で唱えていると、光太郎がとことこと歩いてきて私に抱き着いてきた



光｢んぅ…おれねむい…｣


『え、待って。ここで寝たら…ｯ』


光｢ｽｩ｣


『ｯぐはｯｯ』



戻りやがった…ｯ
つーかガッチリホールドすんな馬鹿！！
というか重いわ！！



谷｢A先輩トランプしませんk……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ！！戻ってるぅぅぅぅぅぅぅうう！！！｣


『ちょｯ誰かこれ剥がして…ｯ』


雀｢い、今剥がす！｣


ぐいぐいと押して剥がそうとするも、やはり伊達にスパイカーやってない。
腕の筋力半端ねぇ。
剥がれねぇ(白目)



黒｢おれもぎゅーする！｣


及｢おれもｯ！｣



『まてまてまてまて』




ましてや今現在元に戻っている光太郎にしがみつかれている状態なのに今こられちゃ困る
だがそんな思いは届かず



ﾄﾞﾝｯ



『ﾝうぐｯｯ』



ﾄﾞﾝｯという衝撃が光太郎越しに伝わり、私は自分の布団にドサッと倒れる
いや重い重い重い

お願いだからこいつらは寝るなよ
これ以上重くなったらさすがに…



黒｢ｽﾔｧ｣


及｢ｽﾔｧ｣


『嘘』


ｽﾞｼｯ



『んなぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！重い！』


雪｢ﾌﾟｯwww｣


『雪絵ぇぇぇぇぇぇええ！！！』



待ってこれは…死ぬ
このまま窒息死する

あ、眠い



『も…無理』



私はそのまま、意識を手放した

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