占ツクに宗教が出来上がったらしい(熄滅)

おさらい 1 ページ1

「占ツクに宗教が出来上がったらしい」


●パクリ騒動(「さくしゃ 1」〜「なかったこと 2」)

占いツクールに現れた新星人気作者
「てんし」は、幅広い作品を手掛ける人気作者として、一躍名声を得ていた。

一方、無名作者のA−−本名と同じ「A」の名義で活動している新中学3年の彼女は、同い年のてんしを密かに羨んでいた。

しかし事件は起きた。
珍しく関連ランキング入りをしたAが作った二次創作小説と、てんしのそれとの類似箇所があったのだ。Aはてんし読者から一方的にパクリと決めつけられ、心無いコメントをされる。

そのころ、「作者A」はその騒動を見ていた。彼女はダークな作風で人気の作者。てんしを快く思っておらず、また騒動では、類似している箇所をAの方が早く公開していたことを知る人物。彼女はてんしへの異常な擁護を見かね、「読者が一方的に騒ぐのはおかしい」という旨のホムペを作成。

てんしは作品を削除。そのことで作者Aのホムペも削除に追い込まれ、罪悪感を得たAも作品を消し、騒動は未解決で消えてしまう。
この一件でAと作者Aは知り合う一方、Aはてんしの厄介な「信者」の存在を知ることになった。


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●見え始める「影」(「あやしい 1」〜「かめん 5」)

その後。Aは兄が「閲覧者B」としてAの作品を読んでいたことを知り、拍子抜けする。

一方てんしは占ツクの体験談を描く新作を作成。ところがまだ設定しか書いていない状態にも関わらず過剰高評価、絶賛コメ。
その状態に違和感を感じた「作者B」が「今は評価出来ないので更新を待ちます」とコメントしたところ、信者から批判を受け騒ぎになる。

平行して、てんしは新たに占ツクについてのアドバイス作品を作成。しかし間違った指摘が多く、体験談騒ぎの余韻もあり賛否両論となる。
それを受けてんしは「批判はやめてほしい」と発言し、更なる批判。人気の光の裏に、「アンチ」の影が見え始めていた。


こうしててんしと信者によって占ツクが不穏になりつつある中、Aは新学期を迎えることとなった……。

おさらい 2→

どうでもいい裏設定

後輩Aは可愛い。でも性格がきつめ

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