ユンギさんの猫 3

120 ページ38

Aside




NO「でも、よく考えてみて。猫は人間より歳とるのが早いんだよ。Aがたくさん猫になればなるほど....寿命が縮んでいくこと分かってる？」


「あ.....」


NO「最近Aも綺麗になって大人になった気がすると思うけど？」


「そうかな、」


NO「もう97じゃなくて95くらいになってるんじゃない？笑」









そういや最近、メンバーからも


綺麗になった？と聞かれることが多くなった。









NO「そういやSUGAさんとは、上手くいきそうなの？」


「.......わかんない。」


NO「SUGAさん、1番手強そうだもんなぁ、(笑)」


「そうだね....なかなか感情が表に出る人じゃないの。常に落ち着いてるし。」


NO「そうなんだ。ダニエルと真逆だねw」


「そうなの？笑」


NO「あの子は小学生だから(笑)」









ダニエルさん、そんな感じするかも(笑)









NO「今思いついたんだけどさ、私はもう猫に戻ることはないから、私からBTSに"一生人間として生きていくためのルール"を伝えようか？」


「え....」









たしかにオンニはダニエルさんと愛し合ってるから


私たちのルールを口外しても


また猫に逆戻りということはない。


でも....









「いや....自分で頑張ってみる。」









これが私の答えだ。


私の変わったDNAは自ら選んだわけじゃないけど


これも何かの運命だ。


自分でちゃんと切り開いていきたい。









「ノアオンニ、ありがとう。私がんばるよ。」









自分で頑張らなきゃ、









NO「そ？Aも成長したね、やっぱり大人になった！」


「ええ、そう？笑」


NO「上手くいくといいね、SUGAさんと。」


「うん、本当に。」


NO「あぁ、ダニエルに会いたくなってきた、帰ろう！笑」


「ラブラブで羨ましいです！笑」








ダニエルさんとの惚気をきかされたあと、


私はノアオンニとわかれた。

121→←119

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す