ユンギさんの猫 4

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Aside




「............」


男「お、黙ったw.......叩かれたことないのぉ〜？」









ええ、男の人に殴られたことなんてないですけど！！！


ジンジンと痛む頬。


痛いよ.........あっ、電話！









「っ！」


男「スマホなんか出すなよ、彼氏といんのに！」









震える手で操作するスマホなんか


すぐに取り上げられ


もう為す術がなくなってしまった。









男「もう諦めて来いよ、早く。」









どんどん引っ張られる。









？？「おいっ」









誰かに呼ばれたような....でも私じゃないよね(笑)









「.........」


？？「っおい！！Aっ！」


「......へ？」









左手を握ったままずんずん進んでいくストーカー。


そして私の右手を握る.....ユンギさん。









「ユンギさんっ？！？！？！」


男「あぁ？」


「なんでここにっ....？」


男「お前、誰だよ。」









間違いない、


目の前には息を切らしたユンギさんがいた。









YG「お前、こいつ誰だよ、何してんだよ、なんで電話出ねえんだよ、心配しただろうが、バカ。」









一気に喋り出すユンギさん。









TH「ユンギヒョン！！！」


JK「危ないですよ、いきなり降りたら！！」


JM「A？」


HS「誰ですか？その人、」


RM「何が起こってるの？」


JN「A、知り合い？」









間違いない、


目の前には日本にいるはずの


BTSメンバーが立っていた。









男「誰って俺はソヨンの彼氏だ！」


YG「ソヨン？誰だよ、それ。」


男「この子の名前だよ、そんなのも知らないのか？笑」


YG「はぁ？何言ってんだよ、こいつソヨンじゃねぇし(笑)」


男「こいつ......また嘘ついたな、クソつ！」


「いっ....」









私の腕を握る手に力を込めるストーカー。









TH「おい、Aを離せ。」


JK「Aに手を出すなんて、何様ですか。」









私をかばうように私の前に立つグクテテ。


グクが力づくでストーカーの私を握る手を離した。


その瞬間、ユンギさんに抱きとめられる。









YG「マネヒョン呼んでこい。」


RM「もう呼んできましたよ、ヒョン。」


MG「うちの子に、何か用ですか？」









8人の男には流石に怖気付いたのか、


後ずさりするストーカー。









YG「おまっ.......顔！」









ユンギさんにそっと頬を撫でられた。

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