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YGside
まさかだった。
今更になって、前の飼い主が名乗り出てくるとは。
「..........」
行くな、って本当は言いたかった。
ただ、PDが言う通り、俺らに勝ち目はない。
元飼い主に返すのが当たり前だ。
元飼い主にとってAは猫でしかないんだから。
拾い猫は飼い主のところに戻すのが筋だ。
PD「飼い主は、この人で間違いないかな？」
A「はい、間違いないです....。」
JM「A......」
本当は俺がAの隣で手を握ってやりたかった。
ただ、厳しい現実に歯向かうことは出来ないと
頭の中の俺が体を動かなくしていた。
A「戻ります。」
そしてAがそういった時、
メンバーが全員止めた。
俺もその中に入りたかったが、
おはや俺の口すら動かなくなっていた。
A「PD、メンバーと私だけにしてくれませんか？」
Aの言葉で会議室には
俺らだけが残された。
TH「僕は嫌だよ、絶対嫌だ！」
JK「僕も嫌です。」
HS「Aは戻りたくないって思ってるって信じてるよ？」
JN「A、我慢しないで。」
RM「ここにいたいならいていい、迷惑とか思ってない。」
JM「A....？」
目にいっぱい涙をためたA。
手は震えていて、握りこぶしを強く握っていた。
A「やめてっ、」
そのとき、Aが消えそうな声でそう言った。
A「みんな、やめて....」
HS「A.....」
A「BTSは今が大事なの！！そんなの分かってる！！」
RM「でも、Aは家族だろ？」
A「違う！」
強がってるA。
そしてAからとめどなく流れる涙。
歪んだその顔は、とても苦しそうだった。
「A、戻れ。」
JN「ユンギ！！！」
JK「ユンギヒョン！！！」
TH「ヒョン、なんで！！！」
テヒョンが俺の胸ぐらを掴んだ。
「俺らが止めても、行くんだろ？」
A「......はい。」
「Aは俺らのために戻るって決めたんだ。」
JN「ユンギ、」
何かを言いかけたジニヒョン。
分かってる、ヒョンが言いたいこと。
「俺らのことを思って決断したAの気持ちを尊重したいです。」
ただ、送り出すことしか出来ない。
.....現実的に厳しいんだ。
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KangOne(プロフ) - みさきさん» ありがとうございます^^ (2018年8月18日 6時) (
レス) id: 6681273a8f (このIDを非表示/違反報告)
みさき - ぎゃあああああ！！しんどいいいいい！！これからも頑張ってください♪ (2018年8月17日 22時) (レス) id: 914cbd7f17 (このIDを非表示/違反報告)
KangOne(プロフ) - アカツキさん» もう少しお待ちください^^コメントありがとうございます！！ (2018年8月17日 19時) (レス) id: 6681273a8f (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ - ああーーー はやくつずきがよみたいぃーーーーー！ (2018年8月17日 17時) (レス) id: ff2ed83203 (このIDを非表示/違反報告)
KangOne(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！励みになります！！ (2018年8月17日 13時) (レス) id: 6681273a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：bts.com
| 作成日時：2018年8月12日 18時
