ユンギさんの猫 ２

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Aside



すっかり話し込んじゃったな〜...


ユンギさんからたくさんの電話がかかってきてた。


かけ直すか迷ったけど、


もうすぐで控え室に着くからいっか！と


スマホをポケットにしまった。









「.....ん？」









控え室の通りの廊下の先に


なにやら人だかりが見えた。









「あの後ろ姿.....」









ふわふわの黒髪、少し小さい背丈


人だかりの後ろで腕組みしてたってる...









「ユンギさんだっ！！！」









早くユンギさんにごめんなさいしなくちゃ！！


走ってその人だかりに近づいた。









TH「ヒョン、何言ってるの？Aでしょ？」


JM「あ、見つけたの？！」


HS「やぁ〜ここにいたの？！探したよ？！」









探した？私のこと？


私ならここにいるよ？


皆さんが誰と話してるの気になって、


人だかりの外から中をのぞき込む。









「...オンニ？！」









人だかりの中心にいたのは、









「うそ、でしょ.....」









紛れもなく私の双子の姉だった。

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