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JMside


Aのうちに来るまでの話を聞いた時、


耳を疑った。


こんなに可愛くていい子が、


どうしてそんな目に遭わないといけないのか


本当に怒りと悲しさで


僕の胸が潰されそうな思いだった。









A「そして雨宿りができる場所を見つけて、しばらく街ゆく人たちの観察をしていたところ、ユンギさんに拾われたんです。」


YG「.........」









ひとときもAから視線を逸らすことなく


じっとAを見つめたまま


黙って話を聞いてるユンギヒョン。


多分ヒョンだけじゃなく、


他のメンバーも今の僕と


同じ気持ちなんだと思う。









A「ユンギさんは、初めてであった時、私にこう尋ねました。"寒くないか"って。...覚えていますか?笑」


YG「ん、覚えてる。」


A「そして、"少し寒いです"って言ったあとに気づいたんです。人間の言葉じゃないから、この人にも私の言ってることは通じないんだって。」


YG「.....でも、通じた。」


A「はい、私の答えにユンギさんは返事をしてくれたんです。"だよな、俺も"って。」









ユンギヒョン、


あの日そんなことがあったんだ。









A「私はすごく嬉しかったんです、人間と会話ができた気がして。ずっと人間になりたい、人間と話したい、って思っていたので。」


TH「ユンギヒョン、すごい。」


A「そしてその後も何回か会話をした後、ユンギさんがここに連れてきてくれました。」









もう、ユンギヒョンに感謝しかない。


なんか泣きそうになってる


ジョングクとホビヒョン。


テヒョンとか号泣だし..(笑)









A「ユンギさんは、私に聞きましたよね、お前に何があったのか、どうしてあのとき寂しそうだったんだ、なんで一人で歩いてたんだ、って。」


YG「ん。」


A「これが全てです。ずっと、ユンギさんに話したいと思っていました。お返事が遅くなってすみません。」


YG「.........」









ああ、僕今すぐにAを抱きしめてあげたい。


本当に今までつらかったね、寂しかったねって


たくさんたくさん抱きしめてあげたいって思った。









A「っ?!」









そう思ってたとき、


ユンギヒョンが突然Aを抱きしめた。


目を丸くして動かないA。









YG「話してくれて、ありがと。」


A「っ(泣)」


YG「そしてもう、なんも言わなくていい、」









...ユンギヒョン、かっこいい。

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亜騎羅(プロフ) - KangOneさん» いえいえ!応援してます! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 2a653a5349 (このIDを非表示/違反報告)
コハル - たのしいです (2018年7月17日 20時) (レス) id: d7e4cf2208 (このIDを非表示/違反報告)
コハル - 楽しいです (2018年7月17日 20時) (レス) id: d7e4cf2208 (このIDを非表示/違反報告)
KangOne(プロフ) - 亜騎羅さん» わああ、前回のリプ返してなかったですね、すみません!!!ありがとうございます!! (2018年7月17日 2時) (レス) id: 6681273a8f (このIDを非表示/違反報告)
亜騎羅(プロフ) - お仕事頑張ってください!楽しみにしてまーす!! (2018年7月16日 12時) (レス) id: 2a653a5349 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:bts.com | 作成日時:2018年6月21日 14時

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