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JM「…だからお前!ヌナのことヌナっていうなっつってんだろ!?」
JK「親しみを込めてるんですよ!別にいいじゃないですか!」
JM「良くねーよ!!」
ジミンと言い争いながらジョングクくんは手錠に鍵をさした。
解放されてへなっと座り込みそうになる私の体を駆け寄ってきたソクジンさんが支える。
そのまま抱きしめ、泣く私の涙を拭った。
JN「ごめん、ごめんA、もっと早く来れなくてごめん、怖い思いさせてごめん…」
「っ、ふ、ぇ………」
JN「ごめんね…」
ぎゅうっと痛いくらいに抱きしめて私の頭を自身の胸に押し付けた。
止まらない涙はソクジンさんの服を濡らしていく。
背中に手を回すと抱きしめる力がさらに強くなった。
JN「僕が無理矢理にでもAを引き止めておけばよかった…ほんとにごめん…」
「ちが……私、っ…わたしが…」
JN「違わないよ」
私の言葉を遮って言った。
その時パトカーのサイレンの音と共にお父さんが駆けつけてきて。
お父さんは私よりも号泣しながら私とソクジンさんをまるごと抱きしめた。
「A怪我はないか!?何もされてない!?お風呂入った!?お腹空いてない!?」
「お、お父さん…」
「ああああごめんよA!!Aにもしものことがあったらって考えたらお父さんもう…!」
「だ、大丈夫…あの、苦しいから…」
「迷惑かけてごめんね」と言うとまた号泣し始めた。
JM「父さん昨日からずっと泣いてたんだ」
「……、」
JM「…もっと早く来れなくてごめんねヌナ」
「…っ、ジミン……」
ソクジンさんの腕から私を引き抜いて優しく抱きしめたジミンにまた涙が零れてきた。
ほんとにいい弟を持ったなぁって。
ありがとうって抱きしめ返すとふわっと持ち上げられた。
「んふふ、もう絶対離さない!」って言いながらそのままくるくると回転する。
「離して!」と言う私の声も聞いていない。
ソクジンさんが「やー!」と言いながらジミンから私を奪い取った。
JN「もう絶対離さないってそれ僕のセリフだからね!?」
JM「早いもん勝ちですよ」
JN「違うわ!」
ふたりを見て、ああほんとに助かったんだって心の底から思うことが出来た。
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みんしう(プロフ) - ろーらん?さん» 清潔感のあるえろwwwwww 普通に笑いました、ありがとうございます笑 (2019年3月31日 7時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
ろーらん?(プロフ) - こんなに清潔感のあるエロ最高ですもう最高です(2回目)キュンキュンしちゃいます;_; (2019年3月29日 22時) (レス) id: c96f5d7f61 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - まいまいまいさん» あ、あざっす…!!!笑 (2019年3月22日 13時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
まいまいまい - さ、最高っす…!!! (2019年3月16日 11時) (レス) id: 39a7103bf5 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - Agust dさん» はい!ゆんちゃんとジンくんのSINが大好きです。笑更新頑張ります! (2019年3月13日 11時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんしう | 作成日時:2019年2月23日 19時