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Park JiMin side
ヌナのお見合いが決まったのは約1ヶ月のことだった。
1週間後にお見合い、お見合いが成立すればさらに1週間後にヌナはあちらで同居を始めるらしい。
お相手は韓国で5本の指に入るキム財閥の長男、キムソクジンさん。
僕も写真を見せてもらったけど綺麗な顔立ちだった。
「…はぁ……」
昔からネガティブ思考が絶えなくて悪い方向でばかり物事を考えるヌナはこのお見合いにもあまり乗り気ではなかった。
どうして私なんかがとか思ってるんだと思う。
JM「ヌーナ。せっかくの綺麗な顔に隈がついてるよ。寝不足なんじゃない？」
「ジミン…」
JM「ほんとはお見合い嫌なんでしょ？僕から父さんに言っておくよ？」
「ううん大丈夫。ありがとねジミン」
優しく笑って頭を撫でる。
あんまり覚えてないけど、もうこの世にはいない優しくて立派な母さんにどこか似ている気がした。
そのままなにをするわけでもなく1週間は過ぎた。
ヌナは綺麗なシルク素材のパーティードレスに身を包んで静かにメイクを施されている。
睫毛長いとか肌白いとか色々思うけど、僕の頭の中を駆け巡るのはキムソクジンさんがどんな人なのかということで、あまり集中できなかった。
「ジミン。最初はジミンもいるんだよね？」
JM「え？うん。一旦講堂に集まった後、ヌナとソクジンさんだけが別部屋に移動だから…」
「そっか。じゃあジミンがいるからヌナは安心だね」
僕の不安がそんなに顔に出ていたのだろうか。
僕の手をぎゅっと握って明るく笑った。心配を打ち消すために笑ってくれた。
ああ、やだな。ヌナが何処かに行っちゃうなんて。今になって後戻りしたくなってきたよ。
.
いつもより華やかな小規模の講堂に集まって父さん同士が挨拶をした。
もちろんその横にはヌナとソクジンさんがいて。
僕はそれを少し離れたところから見ていた。
TH「ねーねー君！もしかしてパクジミンくん？」
JM「…えっ？」
TH「こんにちは！キムテヒョンです！」
後ろから声を掛けられて振り返れば、そこには無駄に整った顔をした男の子がいた。
突然自己紹介されて戸惑っていると「こらテヒョン！なにしてんだよ！」とまたまた美男子が駆け寄ってきた。
確かこの2人キム財閥のご子息だ。
入ってきたときの無駄にキラキラしたあのオーラを思い出した。
.
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ｻﾗﾝ(プロフ) - みんしうさん» じゃあ宣伝させて頂きます!! (2019年2月25日 7時) (
レス) id: 0b6d5118e4 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 名無し54081号さん» 遅くなってすみません！お暇な時にぜひ読んでみてください (2019年2月23日 19時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - ハヌルさん» 初めまして！続編作りました〜(*´∀｀) ふっふ、激裏ではないですが微裏入れますよ！( 楽しみにしててください！笑 (2019年2月23日 19時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - ｻﾗﾝさん» 初めまして！せ、宣伝！？ありがとうございます嬉しいです！笑 全然大丈夫ですよ！私が語彙力の神だったらこの世界は神だらけです笑 (2019年2月23日 19時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - くーさん» 遅くなってすみません！お暇な時にぜひ読んでみてください (2019年2月23日 19時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんしう
| 作成日時：2019年2月15日 21時
