6. ページ7
.
SR「Aおはよ〜」
「サランおはよう」
SR「ぼーっとしちゃって。どしたの?」
クラスのメンバーも親友のサランもいつも通り。
気になることと言えば私の隣に並ぶ空席。
うちのクラス女子が1人多いから私昨日まで1人席だったよね…?
「…ちょっとね、」
SR「えーなになに!イケメンでも見つけたかー?」
「まあそんな感じ」
SR「えっまじ!?面食いのAが言うなら間違いなしじゃん!」
「おい待て私はいつから面食いになった?」
サランの頰を掴めば「ごめんって!」とすかさず謝られる。
同時に先生が教室に入ってきてサランは自分の席に戻った。
隣の席、来てないんだけど…
なんて隣を席ばかり気にしてたから先生の話なんて正直右から左だった。
.
SR「そう言えばA、今日はキムテヒョンがキムテヒョンがって言わないね」
「……え?」
SR「え、あんだけ言っといてまさかの自覚なし?」
2時間目が終わってもやって来ない恐らくキムテヒョンの空席を見ながら言うサラン。
適当に「そう?」と誤魔化せば「てっきりキムテヒョンのこと好きなんだと思ってた」とかふざけたことを言い出した。
SR「まぁあんた生徒会だし真面目だし、好きじゃなくてもあんなの隣にいたら放っておけないだけか」
「いやぁー…はは、うん、多分そうだよ」
生徒会に違いはない。
だって先生に無理矢理やらされたから。
じゃなくてキムテヒョンは誰だって話なんだよな。
誰だっけ、今朝の…ホソク先輩から聞くには問題児っぽいし、そもそも学校への連絡なしに遅刻してるってこと自体がもう既に問題児っぽいんだけど。
SR「私顔ドタイプなんだよなキムテヒョン〜」
「サランこそ面食いじゃん」
SR「あんたも顔はいいのにとか言ってたじゃん」
「……言ったっけ?」
SR「言ったよ!」
呆れたようにため息をつかれ、同時に先生が入ってきて自分の席に戻った。
嫌いな数学の教科書を開いてため息。
隣の空席にまたため息をついた。
「(……べつに興味ないけどさ)」
空席から黒板に視線を戻す。
チョークで書かれた文字をノートに写していると、突如教室の後ろの扉がバンッ!と勢いよく開いた。
みんなの視線がそちらに向けられると同時に聞こえてくる間延びの声。
「すみませーん遅れましたぁー」
「(………は…?)」
.
469人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*゚∀゚*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります! (2019年3月30日 10時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます!!頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい!m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*゚∀゚*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です! (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんしう | 作成日時:2019年1月13日 19時