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4. ページ5

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「姉ちゃん、外にユンギヒョンいるよ」

「誰?あんたのお友達?」

「はあ?なに言ってんの、ユンギヒョンだよ?」

「え、だから誰だって」

「………幼馴染でしょ?」

「…はあ?」





弟の視線を辿って窓から外を見れば男の人が立っていた。

私を視界に入れると笑って、よ、と片手をあげる。

漂うイケメンオーラからばっと視線を逸らし、弟の肩を掴んで揺らした。





「う、嘘でしょ!?本気?あの人が?あんなイケメンが!?いつから!?」

「はあ?ちょっとほんとに大丈夫お前?昔から金魚のクソみたいにくっついてたじゃん」

「金魚のクソ……」





普段なら蹴っていたかもしれないけど、今はそれどころじゃない。


いつから私にあんなイケメンが?いつから私は勝ち組に?嘘でしょ?


うへうへとそんなことを考えながらいつもの制服にいつものリュックで恐る恐る外に出れば「遅えぞ」とへらっと笑うさっきのゆんぎひょんがいた。





YG「また寝坊したのかよ」

「…は、はい……いや、うん…」

YG「相変わらずだなお前は〜」

「あ、あはは!そ、そうかなー…!」





彼にさりげなく頭を撫でられた。

普段異性にこんなことされないからか、めちゃくちゃ顔が熱くなる。

同時にパネルに《【 王子様リスト 】に【 ミンユンギ 】が追加されました》とお知らせが来た。


…ん?王子様?





YG「なにぼーっとしてんの?」

「えっ、あ、ううん、なんでも!」

YG「?」

「え、えっとー…ユンギ…はどこに?」

YG「どこって大学しかないだろ?それにお前オッパはどうしたんだよオッパは」

「オッパ!?」

YG「? おう」





え、この人オッパなの?幼馴染っていうから同い年って思ったんだけど…


戸惑う私を見て「ま、Aにならユンギ呼びされてもいいけど」と軽く笑った。

今やばいくらいきゅんとした。





YG「じゃあ俺先輩に呼び出されてるから先行くわ」

「う、うん…」

YG「学校頑張れよ」





手を振って駅がある方向へ向かって行ったユンギ…オッパ。


……今更だけどほんとに誰?


まさかこのパネルと関係が…?と思い、王子様リストの彼の名前をタッチすれば画面が切り替わり彼の情報が出て来た。





《ミンユンギ…93line 幼馴染》

「情報少な!」





まさかの1行で終わった情報に驚愕。

だけどさっきまで0/7だった数字が1/7に増えているから、多分ユンギオッパがこの訳の分からない王子様とやらで間違い無いと思う。





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みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*゚∀゚*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります! (2019年3月30日 10時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます!!頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい!m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*゚∀゚*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です! (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんしう | 作成日時:2019年1月13日 19時

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