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SR「Aしっかりしてよ…朝から変だよ?どうしたの」
「……」
翌日のお昼。
結局あの後一睡もすることができず寝不足のまま学校に来たせいで、何もないところで転けたり授業中ぼーっとして頭に入ってこなかった。
ユンギオッパと普通に接することができるとは思えないから何も言わず朝一に来ちゃったんだけど。
お陰で朝から鳴り続けるカトクの着信音に恐怖を抱いている。
SR「もー。私購買行ってくるから!ここで待っててね!また転けたりしないでよ!」
「うん……」
パタパタと購買に向かったサランを見送った。
毎日きっちり8時間は寝る私に睡眠3時間はきつい。
つまり隈がやばい。
今日はナムジュン先輩とご飯食べる約束していないのがせめてもの救いかな、とか考えるけど、もう少し隈隠せば良かったとも思う。
あ、眠い、寝不足…やばい……
ふと襲ってくる眠気。
少しでも目を覚ますため目薬を取りに行こうと廊下に出たらドンッと誰かにぶつかった。
JK「あっ、A先輩!」
「げっ、ジョングク…」
JK「グクですってば!」
いくつかパンを抱えたグクがキラキラの笑顔で立っていた。
めんどくせぇとか思いながら抱きついてくるこいつを適当にあしらう。
胸板厚いなーとか考えてると「先輩今日隈やばいですね」とグクは私の目元をなぞった。
思わず目を瞑ると「キス待ち?」と顔を近づけてくるから腹を殴る。
ほんとに面倒くさい。
JK「冗談じゃん…」
「今はイケメンに顔近づけられても効かないからね」
JK「キャー俺イケメンだって!」
「うるさい」
ゴソゴソと目薬を探すけど見つからない。
もうめんどいし諦めよう…
そう思って教室に戻ろうとすれば、グクに手を掴まれた。
「なに?」と聞くと「日向ぼっこしましょう!」とニコニコ笑っていう。
「いや、私サラン待たないと…」
JK「じゃあカトクで俺から言っときます!」
「なんでサランのカトク持ってんの…」
もう抵抗する気にもなれなくて、そのままグクに連れていかれた。
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みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*゚∀゚*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります! (2019年3月30日 10時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます!!頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい!m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*゚∀゚*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です! (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんしう | 作成日時:2019年1月13日 19時