恋愛シミュレーション

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YG「間抜けな寝顔…」

「……、」





頰を触って瞼を触って、バクバクと心臓が暴れる。

起きようと思ったけどどう考えてもこれは起きれる状態じゃない。うっすら目を開けてみようかとも思ったけどそれも無理。もし目が合っちゃったらどうしよう。





YG「今日はほんとに楽しくなかったよ。キムテヒョンとかジミンちゃんとか意味分かんねーやつらの名前ばっか出てくるし、なんで俺が他の奴らの話聞かなきゃダメなんだよ」

「……、」

YG「俺といる時くらい俺のことだけ考えてればいいのに」

「……、」





はぁ…とため息をついて頰から手を離した。

まさかの告白とカミングアウトに沸騰しそうになる顔。隠そうにも隠せないから多分真っ赤なんだけど、暗闇だからバレていないとは思う。

それにしてもユンギオッパ、こんな恥ずかしいことツラツラと言えるなんて凄すぎないか…





YG「…あとお前、いつのまにあんな綺麗な体になったんだよ」

「……っ、」

YG「俺が最後に見たのちんちくりんな小学4年生だぞ」





はは、と笑いながら髪の毛をくるくると指に巻きつけた。

いや待って、み、見られてたの…！？小学4年生の裸を見られてたっていうの…！？いくら子供、いくらちんちくりんといえどめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど…！





YG「あー抱きて、」

「……、」





あ、もうだめだ。恥ずかしすぎる。死ぬ。


もうどうにでもなれと起きようと思ったその時。

またユンギオッパの手が私の頰に添えられた。

手の他にも顔に何かが当たって、何だろうとうっすら目を開ける。


視界に映ったユンギオッパの髪の毛。

気がつけば私の唇とオッパの唇はぴったりとくっ付いていた。

……は？





YG「…おやすみ」

「……、」





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