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ある程度髪の毛を絞って磨りガラスの扉に手をかける。

いつ来たのか分からないが、多分ユンギオッパかユンギオッパのお母さんが、ご丁寧に洗濯機の上にバスタオルを置いてくれていた。

感謝してお借りして体を拭いていると「Aちゃんいる?」いうユンギオッパの母さんの声が聞こえた。





「いますよ〜」

「お風呂中にごめんね。着替え忘れてたみたいだからここに置いておくね」

「えっ…あ、ありがとうございます!」





慌てて部屋を飛び出したからか。

迷惑かけちゃったなと反省し、ユンギオッパママの気配がなくなった時にそっと扉を開けて、足元に綺麗に畳んで置いてある着替えに手を伸ばした。




YG「え」

「…………へっ、」





洗面所の隣、トイレから出てきたオッパと鉢合わせした。

びっくりしたように目を見開いてしゃがんでいる私を見下ろす。

私も驚愕のあまり、動くことも言葉を発することもできなかった。





YG「………悪りぃ」

「えっ、あ、あ、……うん、」

YG「部屋戻ってる」





我に帰ったユンギオッパはそそくさと階段を上がっていった。

遅れてやってくるのは熱。ぶわわっと真っ赤になる私の顔は、多分このゲームが始まって以来一番情けないと思う。


いくらタオルを持ってたとはいえ巻いてはなかった。

多少大事な部分を隠せただけで体の形とか肉の付き具合とかもろバレていたと思う。





「…こ、こんな……こんなハムをオッパに見られただなんて…」





自分の太い太ももをみて絶望した。


せめてもう少し細くて腹肉がなくて潰れた二の腕の肉がなくなって胸が大きかったら…!


多分一生叶うことのない願いを口にしてもう一度絶望した私だった。






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「……お、オッパ、」

YG「おかえり」





気まずさ全開で部屋に戻れば普通の顔で普通に机に向かってるオッパがいた。

あれ、意外と気にしてない?とか思ったけど、私みたいなだらしない体見て興奮するような方ではないんだなと思った。

もっとすらっとした美人が好きそうだもんね、オッパ…





「えっと…なにしてるの?」

YG「大学のレポート。明後日までに出さないといけないから」

「へぇ〜大変なんだね」

YG「Aは?宿題とかねーの?」

「今日は全部学校でやってきた!」

YG「へぇ。お前学校で暇なんだな」

「いや違うから!」





クスクス笑うオッパを見て、気まずくならなくてよかったとか思った。






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みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*゚∀゚*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります! (2019年3月30日 10時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます!!頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい!m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*゚∀゚*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です! (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みんしう | 作成日時:2019年1月13日 19時

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