21. ページ22
.
パネルを開いて驚いた。
全員分のきゅんポイントが貯まっていた。
一瞬自分が本当に自分なのか疑った。
つまりは私、あのキムテヒョンにすらもきゅんとしたってことだよね?
あの不良にきゅんってしたってことだよね?
「……ありえない」
貯まってること自体がおかしいのに、2きゅんポイントしか貯まってないホソク先輩を差し置いて4きゅんポイントも貯まっている。
あれだけきゅんきゅんしたソクジン先生と同じポイント貯まってる。
キムソクジン………4きゅんポイント
ミンユンギ…………10きゅんポイント
キムナムジュン……28きゅんポイント
チョンホソク………2きゅんポイント
パクジミン…………5きゅんポイント
キムテヒョン………4きゅんポイント
チョンジョングク…15きゅんポイント
つまりこういう現状。
「おかしい…絶対におかしい……キムテヒョンもチョンジョングクもおかしい…」
私がいつあいつらにきゅんとした?
百歩譲ってグクは理解できたとしてもキムテヒョンは本当におかしい。
壊れてる。ダメだよびっひ。これ絶対売れない。
暫く考えた。私がいつ彼らにきゅんとしたか。
結果、どれも自分の納得いくような数値じゃない。ジン先生もホソク先輩ももっと高いはずだしグクはもっと低いはず。
「……もしかして、私のきゅんじゃないとか?」
彼らが私にきゅんとした数値…とか。
「…なわけないか。ナムジュン先輩が私なんかに28もきゅんとするかって。キムテヒョンも私のこと嫌いなのにいつきゅんとするのよ」
そんなおかしな思考にたどり着く自分があほらしく思えた。
仕方ない。いくら嫌いでもイケメンの力には逆らえなかった。そういうことにしておこう。これ以上考えておかしくなってもダメだし。
そう言い聞かせて湯船から出た。
.
469人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*゚∀゚*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります! (2019年3月30日 10時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます!!頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい!m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*゚∀゚*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です! (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんしう | 作成日時:2019年1月13日 19時