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「あ、ありがと……ございます…」
そこには部活のジャージを着てにっこりと私を見つめる男の子がいた。
なんだろ、なんていうのかな、めちゃくちゃ可愛い。
目がないっていうかなんていうか。
可愛い系イケメンなのか天使系イケメンなのか分からないがとりあえずめちゃくちゃ可愛いイケメンがいた。
出た王子様〜とか考えながら職員室に入って先生の机の足元のところに地球儀を置いておく。
手伝ってくれた天使にもお礼を言ってさっさと残りの教材も運ぼうと階段を上がろうとすれば、「ちょっと待ってよ」と腕を掴まれた。
え、ちょっと待ってよとは。
JM「Aどうしたの？なんかいつもと違うよ」
「え、な、なんのことですか…？」
JM「ほらそれ。なんで敬語なの？同い年でしょ僕ら」
ぐいっと私の腕を自分の方へと引く彼。
少しかがんで私と目線を合わせ、「なんかあった？」と心配したように優しく聞く。
君が原因なんだとか言えるはずもなく、しどろもどろする私に「僕には言いにくいこと？」とさらに眉を下げた。
「…えっと…、」
JM「…そっか。じゃあ無理には聞かないでおくね。ごめん」
「あ、いや……あの…」
JM「また後でね」
そのまま何処かへ行ってしまった彼の背中に、なんだか申し訳なくなりながら私も教室へ戻った。
また後でねって言葉が引っかかるけど今は先に教材だと思い階段を上る。
ようやく全部の教材を運び終わってBTSの存在を思い出し、王子様リストを開いた。
あの人パクジミンっていうのか…なんか名前までかわいいな。
そんなことを考えながら部活へと向かった。
待ち構えていた先輩に遅いと怒られて、それからカメラを持って外に出る。
フェンス越しにテニス部や野球部にレンズを向けた。
「青春か…」
今度の文化祭の時に、私が所属する写真部の展示をする。
部員が少ないからひとりひとり別のお題で、私のお題は『青春』だった。
バッティングの練習をする野球部員にまたレンズを向けた。
……青春といえば恋愛だって？バカ言え、そんなもの撮れるか。恋人が抱き合ってるとこ撮らせてくれって言うのか？鬼畜。
HS「あっ、Aちゃんいた！」
「えっ、あ、」
ブンブンと手を振りながらやって来たのは今朝の先輩だった。
待って待って、名前なんだっけ。え、待って名前。ユンギ？え？テヒョン？いやそれ違う、え、なんだっけ。
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みんしう(プロフ) - PRINさん» 完全お先真っ暗なお話なんですねこのお話(*ﾟ∀ﾟ*)落ちが全く見えないww 亀更新頑張ります！ (2019年3月30日 10時) (
レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
PRIN(プロフ) - 待ってください。お話の展開最高すぎてすき過ぎてやばいっす。私もこのゲーム欲しいですw。更新楽しみにしてます！！頑張ってください (2019年3月24日 15時) (レス) id: 05bfb87d4c (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - あやテテさん» 怖い不良のテテが書きたかったんです。笑 更新とろくてごめんなさい！m(_ _)m 追いかけて届ける了解です (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - 花撫さん» 了解です(*ﾟ∀ﾟ*) (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
みんしう(プロフ) - モモさん» 了解です！ (2019年3月22日 14時) (レス) id: f1dc7e6a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんしう
| 作成日時：2019年1月13日 19時
