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モモタロス「泥棒じゃねぇ！用心棒だつっただろうが！」
デンライナーの車内。
モモタロスとハナは言い合いをしていた。
何があったのかというと
イマジンと契約していた男と良太郎…モモタロスが中に入った良太郎が盗みを働こうとしていたらしい。
ハナ「警察はそう思ってない！だいたい分け前まで要求したくせに何言ってんのよ！」
モモタロス「あれは良太郎に返してやろうと思ったんだよ！！」
モモタロスはモモタロスで勝手に良太郎のお金を使って服を買ってしまったのでその金を返してやろうと考えていたみたいだが
良太郎「そんなお金はいらない」
良太郎は盗みをしてまで手に入れたお金を受け取る気は当然なかった。
それに自分の知らない間にこのような事態になっていることに珍しく怒っている。
ハナ「あー！！もうっ！！とにかくその男の居場所、探さないとね」
モモタロスと言い合いをしていたハナは一旦冷静になって席を移動し良太郎の向かい側に座った。
良太郎「ごめん、僕がちゃんと追いかけていれば」
良太郎が契約者と行動を共にしていたのだが疲労が蓄積していた体だったので追いかけることが出来ず倒れ込んでしまい今に至るまでである。
モモタロス「家なら知ってるぜ？」
万事休すのところをモモタロスのまさかの発言によって事態は一転。
モモタロス「最初にあった時よ、やつがねぐらを教えて言ったんだよ」
実は最初にあった時
すっかりモモタロスの入った良太郎のことを気に入っていた契約者がなんと自分の住所まで教えていた。
モモタロス「おい良太郎、右のケツのポケットだ」
そう言われると良太郎はズボンのポケットからメモを取りだした。
そこにはちゃんと図で示された住所が記入してある。
モモタロス「感謝しろよ」
モモタロスは得意げにそう言うが
良太郎がモモタロスに礼を言うことはなかった。
良太郎「行こう！」
契約者の場所がわかり
良太郎はすぐさまその現場に向かおうと立ち上がる。
ハナ「体平気！？」
つい最近疲れが溜まって倒れたばかりだった良太郎のことをハナは心配していた。
無理するとろくなことがないからだ。
良太郎「うん、だいぶ軽くなった」
その言葉を受けて良太郎は優しく微笑んで言葉を返した。
体の調子は万全のようだ。
モモタロス「俺のおかげだぞー」
ハナ「アンタは二度と出てこないで！」
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
