鬼は外！僕はマジ ページ27
三浦「愛理さん……それは…？」
怒涛の1日から1夜明け
ミルクディッパーにはいつも通り
常連客の三浦が来ていた。
三浦はキッチンでなにかを踏んでいた。
愛理「良太郎、全身筋肉痛だっていうから作ってるんです、湿布。」
愛理「効くんですよねぇ、うどん粉の湿布。」
どうやら筋肉痛で大変なことになっている良太郎にうどん粉で特性の湿布を作るそう。
三浦「良太郎くん…何をしてるんですか？」
良太郎がそれほどのことになってることが疑問に思った三浦が愛理に遠慮しながら聞いた。
愛理「さぁ…？はっきり言わないので」
姉であり一緒に生活している愛理ですら良太郎が普段何をしているのか全く知らない。
尾崎「Aちゃんも知らないの？」
もう1人の常連客、尾崎はAに聞いた。
A「うーん…まぁ…知らない…です…」
Aはテーブルを拭いていた手を止め少し考えたあと曖昧に返した。
確かなことではないからだ。
でも、少しだけここ最近良太郎が全身筋肉痛になるくらい大変な目にあってることに少し心当たりはある。
A(あの時…あの場所にいたのは…良太郎…？)
1日明けても、このことだけがずっと引っかかっていた。
あの時自分が見たのは夢なのか現実なのか。
良太郎が自分のことを守ると言ってくれたこと
そして…自分があの怪人に狙われるほどの何かであること。
良太郎に聞こうと思っていてもなかなか言い出せない。
でもこのままほったらかしにすることなんてできなくて、どうも気になってしまう。
尾崎「まぁ男の子って色々ありますしね！なんかあったら俺が男同士で話聞きますよ！ね、愛理さん、Aちゃん！」
愛理「はい、ありがとうございます」
A「良太郎……」
そしてあの白いパスが
より一層、私の不安な気持ちを大きくする
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─────────
そしてAの身には特に何事もなく
1日が終わろうとしていた。
A「良太郎、大丈夫？ココ最近ずっと体ボロボロじゃん…何かあるの？」
夜になってまた良太郎がボロボロになって帰ってきた。しかも筋肉痛が酷いようで。
良太郎「え…いや…全然…特にはなにも…」
誤魔化すのがあまり上手くない良太郎。
特になにも、というのは特にあるってこと─。
A「ねぇ、良太郎」
良太郎「何…？」
A「嘘、ついてる？」
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
