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良太郎が助けに来てくれた気がした
Aは遠ざかる意識の中そう思った。
A(やっぱり…良太郎だ…)
痛くて痛くて、目が開けられない。
声を聞くだけで精一杯で
喋る気力もない。
今そばで話してる良太郎は
私の知ってるあの良太郎じゃない気がした。
ここ数日、なんか変わったとおもったら…。
"もう離れないから、傷つけさせないから"
いつだか前もそんなことを言ってくれた。
私は心優しい良太郎が大好きだった。
運が悪い分、私がなんとか支えてあげなきゃって思ってた。
でも今日初めて私は良太郎に助けられた。
守るよ、と言われた。
痛いのに、苦しいのに
その言葉が嬉しかった。
"変身……！！"
うっすら目を開けたら
良太郎がなんか…変な格好してて
いきなり話し方が変わったし…
私のことをまじまじと見てた。
なんだろう。
いいや、今はいい。
今は安心して、目を閉じよう。
だって言ってくれたんだから
必ず帰ってくるからと。
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__________
ハナ「戦い、長引かなくてよかったね」
あの後過去に飛んだ良太郎は
無事にモモタロスと共にイマジンを倒すことが出来た。
良太郎「うん、本当によかった。」
ハナ「それにしてもひどい怪我…何もしてないのにこんなことするなんて、イマジンはやっぱり最低だわ…」
良太郎「イマジンもイマジンかもしれないけど
もっと早く駆けつけることが出来なかった僕も悪いよ」
良太郎は全面的にイマジンのせいにはせず
自分がもう少し早く来ていればと良太郎は自責の念に駆られた。
ハナ「とりあえず、すぐデンライナーに乗せて手当しないと」
ハナ「良太郎、運べそう？」
良太郎「うん、Aは軽いから」
スヤスヤと寝息を立てるAを
良太郎は持ち上げて
デンライナーの中へと入っていった。
ナオミ「わーーー！！こんなに大怪我して、大変！！！！！」
入るなりデンライナーの食堂車両にいるナオミが大声を上げた。
ハナ「ナオミちゃん、水とタオルお願いできるかな…！」
ナオミ「わかりました！！」
それくらいAの怪我は酷かった。
地面に叩きつけられたからか額には擦り傷が出来て痛々しい出血の痕があり
唇の端も切れ、血を流していた。
ハナ「でも…どうしてイマジンは契約者でもないこの子のことを…それに、この白いパスは…」
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
