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A「急に掴んできたと思ったら…貴方人間じゃないじゃない」
腕を捕まれ抵抗できないAは
なにかを睨みつけていた。
A「気持ち悪い見た目した怪人なんて実際にいるんだね」
その正体はイマジン。
イマジン「うるさい、お前が我らの使命を果たす邪魔になる存在だということはわかっているぞ」
どうやら明確な目的を持ってAに接近したようだ。
A「使命…？残念だけど私、貴方みたいな怪人とは今まで1度もあったことないの」
イマジン「お前が時間の歪みを正しく修復していく特異点であり」
イマジン「記憶の核であり、そして守護者だということ」
Aはさっぱりわけがわからなかった
時間の歪みを正し、修復していく特異点
そして
その正しい人々の記憶を記録していく…核？
とにかくよくわからなさすぎる。
でもべらべらと喋ってくれたことでなんで自分が連れ去られたかわかる。
とにかく自分が、特別な立ち位置にいるということ。
A「それはどうも、教えて下さりありがとう」
Aは刺々しい口調でイマジン相手に話しかけた。
意味がわからなすぎるが、絶対にこいつらにやられるわけにはいかないと何故か思ってしまった。
イマジン「じゃあ大人しく死ね」
イマジンはAの腕を掴んだまま
膝蹴りを入れた。
A「うっ………！！」
Aは生身の人間だ
この状態でこんな攻撃を食らったら死んでしまう
イマジン「特異点と記憶の核、そして守護者となるお前さえいなければ…私たちの使命は誰にも邪魔されず果たされる」
Aは口から出血した。
殴られた拍子に自分の歯で自分の口の中の肉を噛みちぎってしまった。
Aのポケットから
A(何あれ…あんなの…持ってたっけ？)
白いパスが転がり落ちた。
イマジン「あれか…記憶の核と守護者を担う人間が持つ証…」
A(何故だろう、何も知らないのに、あんな不思議なパス、知りもしないのに)
イマジンはAの腕をいきなり離し
地面に落とした。
力が抜けてそのまま横たわってしまう。
A(あれは絶対に、あの怪人に私ちゃいけない気がする、渡したら…壊れる気がする)
壊れるって、何が…？
わからないのに─。
イマジン「こんな弱くて脆い女が3つの使命を背負う人間だとはな、大したもんだな」
イマジンはAを蹴っ飛ばした。
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
