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"今のは電王、なれる人をずっと探してたんだよね"
"一緒に戦おう！未来を、記憶を守ろう！"
そんなこんなで電王になってしまった良太郎。
色々ありすぎて疲れきったままミルクディッパーへと帰ってきた。
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A「あ、良太郎どこ行ってたの？」
ミルクディッパーに帰ると
いつも通りAと愛理が。
Aは店の手伝いをしていたのか髪を1本に結い上げて忙しそうにしていた。
愛理「あら、良ちゃん帰ってきてたの」
良太郎「ごめん姉さん、またちょっと出かけてくる」
そう愛理にいうと
愛理「だーめ」
駄目だと言われた。
良太郎「でも…」
愛理「顔色悪いわよ、それじゃAがさらに心配しちゃうわ」
Aが違う部屋に行ったのを確認した愛理は
小声でそっと良太郎に伝えた。
良太郎が怪我して帰ってくる度に手当てをしてるAにとっては不安で仕方ない。
良太郎はその言葉を聞いて申し訳なく思った。
愛理「そんなだから服もボロボロになっちゃうのよ」
良太郎のボロボロになった服を見た。
服がボロボロな上に顔色が悪かったら
心配しないはずがない。
愛理「幸運の星は、まだまだ先よ。」
A「あ、姉さん今からちょっと買い物に行ってくるね！」
愛理が良太郎に健康ジュースを差し出したとき
Aが着替えてまた戻ってきた。
どうやら買い物に行くようだ。
愛理「はい、行ってらっしゃい。気をつけてね。」
A「うん、行ってきます！」
ビシッと敬礼のポーズをして
マフラーを巻いて準備を整えた。
良太郎「A、買い物って1人で平気？」
話を聞いた良太郎は1人で荷物を持って帰れるのかAに聞いた。
A「大丈夫、大丈夫！私のことより良太郎は早く怪我治してね」
良太郎「そっか、わかった。」
無邪気に笑うAに良太郎は柔らかく笑い返した。
Aが買い物に出かけるのを見送ったあと
何故か不安で嫌な予感のする気持ちになった。
あの怪物が…もし生きていたら…？
そんなことを考えてしまった。
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A「うわー、まだ外寒いな…」
一方1人で買い物に出かけたA。
寒がりなAは猫背になりながら街を歩いた。
服のポケットには"鈴"の着いたストラップが。
A「え、何…！？」
次の瞬間、何者かがAの細い腕を掴んだ。
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ちあ(プロフ) - 横峯俊さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2019年12月8日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
横峯俊(プロフ) - 初見です！こんなに電王の本編を丁寧になぞってある作品初めて見ました！シリーズ通して応援させていただきます！ (2019年12月8日 19時) (レス) id: c8474ba40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあ x他1人 | 作成日時：2019年10月19日 11時
