関係性総まとめ〜羊と原初編〜 ページ4
・ルージュ:最強最古のA推し。彼に説明など不要。
暗闇の中、ギィはAが眠るベッドに腰掛けた。
Aの顔にかかっている美しい
顕になったAの和やかな顔に、彼は幸せそうに顔を綻ばせた。
頬を撫ぜるとAは擽ったそうに体を少し捩る。
しかし、起きる様子はまるで無い。
ギィにとって、夜は喜びの時間だ。
ただギィのものであるAがそこにはいる。
夜はまだ明けない__
・ブルー:Aの嘘への才能を磨き上げた張本人。
・ヴェール:どう足掻いても1番の苦労人。しかし、やる事はやる。その為、Aに言わせればマイペース。
輝かんばかりのレインの瞳に、Aは愉しそうに笑った。
その笑顔を見て、ミザリーも笑う。
その日、慣れた手つきでAはスイーツを振舞っていた。
この時ばかりは、Aは己の世界を渡る前の記憶に感謝した。
Aにとってスイーツとは、2人と仲良くなったきっかけであり、スキルの習得への貢献者である。
何より、自身の変わらぬ癒しでもあった。
1口、自身もそれを食む。
広がる甘みに、今度は満足気に笑った。
・ノワール:自分からはスキンシップを取らない、実は1番紳士な人。Aが家出する(絶対ない)時はきっと1番に頼る。
Aは稀に見る大喜びで、ノワールの贈り物を受け取った。
それは魔導具であった。
鑑定石。
色の変化により物質の性質(毒があるとか、古いとか、魔法がかかっているとか)を示す、有用そのものと言える道具であった。
しかし、その希少性故に滅多に手に入らない。
それが今手にあるのだ。
Aは早速研究の段取りを考え始めた。
その姿を、ノワールはこれまた嬉しそうに眺めていた。
・ブラン:姉と言うには他人で、他人と言うには心を開きあっている仲。1番Aと姉妹感がある。
ジョーヌ:Aの気持ちを考慮し戦闘はできず、口では周りに勝てなくて燻ってる。A的には扱いやすい方。
ヴィオレ:Aに言わせるなら、じゃれてくる甘えたな猫。定期的に、新しく見つけた良い紅茶を教え合う。
久しぶりに集まった3人は、“ゲーム”での勝利を掴むため、腹の探り合いをしていた。
しかし、それの話は直ぐに終わってしまう。
もう半ば飽きていたのだ。
話題はいつものようにAの事へと切り替わる。
さて、この茶会はいつまで続くのか。
まだ紅茶は1杯目である。
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ふゆねこ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます🙂早く3期来て欲しいな笑 (9月4日 0時) (レス) id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
メア様推しの人 - 一日で全部読めなかった〜 (2023年5月7日 9時) (レス) id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (2023年4月12日 20時) (レス) @page18 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!アニメが待ち遠しいですね〜(それまで多分、更新できない…) (2023年3月13日 21時) (レス) id: c8f81ce0da (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年3月12日 22時) (レス) @page18 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮 | 作成日時:2023年1月25日 22時