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『だか』

降「危険なのは承知です
決してAさんの荷物にはなりません
だから、僕もここに残ります」


『...わかった、ただし本当に危険になった場合直ぐに逃げるんだぞ、約束だ』

降「はいっ」















『それにしても、本当に何も無いな
ただの倉庫だとしても何も置いてないものなのか?』


降「ここまで何も無いと違和感しか感じませんね
どこかに隠し部屋なんかあったらいいのですが」


『隠し部屋...ではなさそうだが屋根裏の入口っぽい所ならさっき見つけたぞ』

降谷「本当ですか!」

『ただ届かないんだよな、降谷、俺が土台になるから上に上がってみろ』

降「わかりました」






『んっよいしょ、なんかあったか?』

降「いえ、特には」

『何も無しか』


降「!待ってください、奥に何かあります」

『取って来れそうか?』

降「狭いですけど、ギリギリ行けますね」







あったのはプレゼントのような箱だった


『プレゼント...ではないな』

降「開けてみます?」


『いや、俺がやる
降谷は下がっていろ』

中身は















爆弾だった


『っ降谷、部下達に避難命令を出せ!』

降「分かりました」





[風見!]

[どうしましたか、降谷さん]

[会場の倉庫で爆弾を見つけた、すぐに部下達を避難させろ!]

[ば、爆弾ですか!?分かりました、直ぐに指示します
降谷さん達はどうするつもりですか]

[僕はAさんと一緒に爆弾を解除する
風見はそのまま部下に着いていて欲しい]

[分かりました、どうかご無事で]


降「Aさん、風見に部下を避難させるように言いました」

『そうか、なら降谷も避難しろ』

降「ぇ、何でですか!僕もここに((降谷」


『...約束しただろう
本当に危険になった場合直ぐに逃げると
それが条件だったはずだ
多分、爆弾はこれだけじゃない、同じようなやつをいくつか用意しているはず

ここの奴らは恐らく爆弾を使って会場を飛ばし証拠を消すつもりだ』


降「それだったらAさんだって危険です!
一緒に((駄目だ」


『降谷、お前は気づかなかったかもしれないが
あのオークションのとき俺と同じような事を思っていた人が少なからずいたんだ
そんな人を見捨てる訳には行かない

そもそも俺達は警察だ
民間人を守るのが仕事だろ』

降「Aさんは何があってもここに残るつもりですね」

『そうだな』

降「なら1つAさんに言いたいことがあります」










降「僕、貴方のこと好きなんですよ」

続きます

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作者名:ミミリー | 作成日時:2022年7月2日 1時

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