いい木を探していた太宰は呪霊蔓延る世界に行ってしまいました。【呪術廻戦×文スト】

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文字列が、私の周りに浮かび上がる

異能力【人間失格】

途端、私の前に居た気味の悪い化物は消えていた

体の一部とて残さず、叫び声もなく。ただ静かに

「あんな化物にも効くんだねェ。ははっ、面白いね」

…誰かの異能によって此処に転移されたのか？携帯電話も置いてきたからないしぃ、これって詰み？

やっぱり神様は私に床を踏み外して死んでほしいのかい？！其れはちょっと理不尽じゃ…

「うーん、悩んだって仕方ないね。此処から出るか、？にしても何だか声が…」

少し、高い？

え、転移だけじゃないのか？

何だか嫌な予感。私の予感は正直外れたことがない気がしなくもなくもないかもしれない

取り敢えず、出口を見つけよう。それからかな












「っ、？！」

「…悟」

一番大きな気配が、消えた？

任務内容と全然違う気配は少し前から気付いていた。三級なんかとは比べ物にならないほどの、大きな気配

まぁ俺からしたら雑魚だけど。多分一級ほどか？

傑も気付いてる。任務に当てられたのは俺らだけのはずだから、他の術師は居ないはず…

「悟、一つ上の階だ」

「わーってる、行くぞ」











「…人がいる？」

下の階から声が聞こえてくる。二人、男

美しい女性なら良かったのに。其れこそ運命だね！何者かに転移させられた私が美女に助けられ未来、共に心.中する…！！良いねこれ。すっごくいい！

でも男だ、残念だね、私…ｼｸｼｸ

ま、此処に関する情報は皆無に等しい。仕方ないから男二人に話を聞くか…

階段を上がる音

「…おい、誰だお前」

「悟、初対面の人に対する口の聞き方じゃないよ。…呪詛師なら別だけどね？」

「やだなァ、そんな殺気立たないでよ。私だって混乱してるんだ。其れで、君たち誰？」

「質問を質問で返すなよ…おい、ここら辺に化物いなかったか？クソ気持ちわりぃやつ」

最近の若者は口が悪いね。元気そうでいいと思うけど

「嗚呼、居たよ。私が触れたら消えてしまったけどね？」

「「？！」」

何故それ程驚くんだい？？

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