いい木を探していた太宰は呪霊蔓延る世界に行ってしまいました。【呪術廻戦×文スト】

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閑話休題、まァしてはいけない大事なところなのだろうけどね！

過ぎたことはもう仕方ないさ、帰る方法を探そう。

と言ってもねェ…

「森にいたのに、何故私はこんな廃墟に居るのだろうか」

そう、森にいたはずなのに気がつけば廃墟の中、何だい？床踏み外して死.ねと？厭だなァ、痛そうだし、何より何だか惨めだ。

美しく！これ、私の座右の銘の中に入っているだろう？

ｳｶﾞｯ、ｵｵｵｫｵｫｱｵｱｫｵｴｴｴｴｴｱｴｧｧｧｧｧっ！

は、

「何だい、あの化物…」

気が付けば目の前に気色の悪い化物。

目はぎょろりとしていて、身体は溶けてきている氷菓子のよう。

やだやだ、氷菓子食べられなくなってしまう！

「っお！？、ぶない！」

ドガンと大きな音を立て、化物は突進してきた。無惨にも先程まで私の居た床は大きな穴が開いている。

「人の思考を邪魔してはいけないと習わなかったかい？まァ私も習ってないけど」

ぐぉぉぁぁぁぁあっ！

大きな図体の割に素早か動くね、この化物。

ﾀﾍﾞﾙｩｵｵｵｵｵ、ｧｧｱｵﾅｶｧｧｧｽﾞｲﾀﾞﾖｫｫｫ

知らないよ！！！

打撃も強いし、素早い。

とすっ

背中に何か当たる感覚。

「…これは不味いね」

何処かでもあった感覚。

もう少し、真面目に体術習っておけば良かったかなァ…

眼の前まで迫りくる化物。

嫌だね、こんな化物に喰い殺されるなんて。敦君のほうが未だマシかな？

私は最後の悪足掻きとばかりに、右腕を上げた。

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