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三十九話 ページ42




「ぶふぉっ……さっ、さと…」

「下衆め!!妾を殺したくばまずは貴様から死んでみせよ!!」

イライラしている悟をしり目に、傑と笑う。

少女はこれまた個性あふれる女の子だった……もっと静かで御淑やかだと思っていたよ。

オラー!と威嚇する少女…天内理子を落ち着かせるためだろう、傑が胡散臭い笑顔をして天内理子に近づく。

「落ち着いて、私たちは君を襲った連中とは違うよ」

「嘘じゃ!!噓つきの顔じゃ!!前髪も変じゃ!!」

しぃんとこの場が静かになる。すぐに僕と悟の吹き出す声が広がった

「ぶっ…嘘つきの顔ォはは!!」

「んっ、ふふ…傑変だって、前髪……」

勿論、そのあと大変なことになった。






____廉直女学院 中等部

「はぁ?!さっさと高専戻ったほうが安全でしょ!!」

「でもねぇ、天元様の命令だからさ!」

天内理子らとわちゃわちゃしている間に、僕は夜蛾先生に星奬体を見つけたことを報告した。

高専に戻るかと聞けば、天元様から天内理子の要望には全て応えよと言われたそうだが…

「……ほんとに良いの、センセイ」

「こればっかりは仕方ないねぇ……」

「チッ」

「まぁまぁ、悟。同化後、彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる。友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ」

傑は真面目な顔でそう言った。

……中学生の、まだまだ幼い子供がこのような運命をたどる。

呪霊のいない世界さえできてしまえば……なんて考えるけど、できやしない。

九十九さんは一体何を考えているんだ?

今は、どうでもいいか………

「……センセイ、どした?」

「……あっ、ごめんね、考え事だよ」

悟はそっかと言って、傑の方に向かった。

「傑、監視に出してる呪霊は?」

「嗚呼。冥さんみたいに視覚共有ができたらいいんだけどね。それでも異常があればすぐに」

どうやら刺客のお出ましだ。

「僕は先に出るね。任務に励みなさい」

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Mimi(プロフ) - 333さん» ありがとうございます!助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mimi | 作成日時:2022年11月15日 21時

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