三十六話 ページ39
・会話文が多くなる予感
「どうしました?」
「…手前んとこに星奬体の任務が上がっただろ」
低い声でそういう甚爾くん。はて、教えたことがあっただろうかと思うものの、ピンと頭をよぎったのは
「もしかして、Qか時の器会に参加してます?」
「……ノーコメントだ。ま、金払いがよかったからな」
クックと笑う彼は、嗚呼、やっぱり術師殺しなんだなと改めて実感する。
まぁつまり、星奬体を殺 すことで、高値の報酬が手に入るわけか。そりゃあ甚爾くんが参加するわけだ。
「それで、それがどうしました?」
「……今すぐ降りろ」
声の低さからか、それとも緊張感からか、後者はなさそうだがそれでも真面目な…
「時の器会に俺と同じような奴が入った。俺より強え可能性もある。俺は殺されないが、手前は別だ。彼奴は手前を狙ってる」
少し早口で言われる言葉。
……一体どう言うことだ?
「意味が分からないです。僕の命を狙っている?」
彼は黙っていた。本当に、なにも、意味が……
「…はっ、やっぱり手前は弟子だったんだな。俺がこんな感情を持つとは思わなかった」
彼は自分に呆れたように笑う。
彼らしくない。
「……誰にもバレないところへ逃げろ。安全な場所に逃げろ。手前に情がある俺からの願いだ」
ぷちりと通話が途切れた。
……甚爾くん、どういうことなんですか。
どうして言うだけ言って、切るんですか。
「……はぁ、ほんっとうに………」
頭を押さえる。映像が流れる感覚がする。
……もう、夢だけでいいじゃないか。
そう願っても、止まらなかった。
「任務____くる_」
「……__、___れば?」
「__、僕は君の__を否定しな__」
「ぐっ゛」
「異端_!!_物め____!!」
「私の名は、__リー__だ」
・
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Mimi(プロフ) - 333さん» ありがとうございます!助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mimi | 作成日時:2022年11月15日 21時