三十五話 ページ38
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「!硝子はどうした?」
「さぁ?」
「便所でしょ……あっ、Aセンセー!」
ガラッと扉を開けた夜蛾先生について行くと、三つある椅子のうち一つだけ空いていた。多分硝子は二人の喧嘩に巻き込まれないように避難したのかな?
「やァ、二人共。喧嘩は程々にね?」
「……はい」「う"……センセイまじで当てるじゃん」
教卓まで行く夜蛾先生。僕は扉の近くで立っておく。
今から課せられる任務はとても重要なものだ。二人なら戦闘面では問題ないだろう。
「____正直荷が重いと思うが、天元様からのご指名だ」
依頼は二つ。
"星漿体"____天元様との適合者、その少女の護衛
そして、抹消だ。
「
面倒そうに足を組み机の上にあげる悟は、お行儀がいいとは言えないね。
「悟?」
すっと足を下ろした。
「ついにボケたか」
「春だしね。次期学長ってんで、浮かれてるのさ」
ヒソヒソ話しているのは僕も先生も聞こえていた。いや、多分聞こえるように言ってただろうな。
まぁ、長々と話していたが、要約すればメタルグレイモンになるぶんにはいいけど、スカルグレイモンになると困る。だからコロモンからやり直すってこと。悟が言っていた。
「今、少女の命を狙っている輩は大きくわけて二つ!」
「天元様の暴走による現呪術界の転覆を目論む呪詛師集団Q!」
「天元様を信仰、崇拝する宗教団体、盤星教時の器会!」
二日後の満月まで少女を護衛、そして天元様の元まで送り届けるのが今回の任務。
「そして、今回の任務の監督役はAだ。危険があり次第Aが対処、報告を行う。それ以外は特に変更なし。以上だ」
先生は僕によろしく頼むとだけ話して、教室を出ていった。
「センセイ監督役なの?!めっちゃ嬉しい!」
「心強いですね。よろしくねお願いします」
「うん、よろしくねぇ、二人共」
さて、少女のいると聞いた所へ行こうか
と思ったところで、ポケットに入れていた携帯電話が振動する。
「ごめん。教室で待っていて」
二人は返事をして席に座って談笑を始めた。
「……はい、なんですか?」
甚爾くん
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Mimi(プロフ) - 333さん» ありがとうございます!助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Mimi | 作成日時:2022年11月15日 21時