三十一話 ページ33
・学級閉鎖でひゃっほいしている受験生とは私のことだ。
僕の研究所は高専内の端の方にある。
研究所と言っても、メタリックだったり近代的だったりなんてことはない、普通に見たらただの倉庫としか感じない。埃っぽくて、暗くって、じめじめとした土地だ。
日の光も入りにくいし、僕の監視下に入っている呪霊も数体飼育している。そのため呪術師関連の人はあまりここに入れることはできない。まず受け入れても貰えないだろう。
「あ」
「あら、A。ちゃんと生きてたわね」
研究所の前にいたのは僕の同期である庵歌姫。最近まともに連絡取れてなかったから、少し懐かしい。
というか、毎回連絡途絶えるたびに生きてるかどうか確認してくるのなんだ。
「京都じゃないの？」
「ちゃんと京都よ。Aが研究に没頭しすぎて倒れてないか心配だったの…その様子じゃ大丈夫そうね。授業はどうだった？」
「生徒の成長が見れて楽しいよ。歌姫はまだ教師じゃなかったんだっけ」
「別に教師になりたいって思ってるわけじゃないわよ…ま、アンタが教師やるんだったら、私も教師になっていいかもしれないわね」
歌姫はそう言って、小さく笑った。
「ハハ、自分の未来は自分で決めるといいよ、歌姫。」
そういうと、歌姫は分かっているわと言って、この場を去ってしまった。どうやら本当に様子を見に来ただけらしい。
「久々に顔を見れてよかった」
研究所の中は薄暗い。呪霊は負の感情から生まれる。そのため光を好むものは多くはない。
暴れられても困るし、基本的には呪力を込めた特別な鎖でつないでいる。
「…本当、荒らすのだけは勘弁ですよ、九十九サン。」
「やァ、出雲。今日こそ好きなタイプを教えてくれないかい？」
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Mimi(プロフ) - ３３３さん» ありがとうございます！助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (
レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
３３３(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
３３３(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mimi | 作成日時：2022年11月15日 21時
