二十一話 ページ22
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「……七海？」
「灰原雄、君はあとね。二年ズも後で授業ね。」
突然、七海建人が消えてしまったことによって戸惑ったんだろうね。
灰原雄は固まっていた。安心させるように肩に手をやるけど、ちょっと頭が追いつかないみたい。
見た感じまだ術師として格は低いよね。まぁ、そんなの関係ないんだけど。
「さて、また後でね！」
そう言って、とんでしまった七海建人によって破壊された校舎の所まで走った。
「ッ、見えなかった！！」
気がつけば吹き飛ばされていた。なんて笑えないが事実だ。
だがあまりダメージがない…正直なところ、校舎にぶつかった背中の方が何倍も痛い。
「まさか、風で…？？」
思いっきり腕を振ろうとしていたのは、何とか見えていた。腕を振った時の圧で飛ばされたと言うのか。
噂には聞いていた…五条悟をも支配下に置く、呪霊の見えない特級術師。噂だと思っていたけれど、まさか本当にいるとは…
「考え事かい？呑気だね。」
「…貴方が出雲Aさんですか…」
僕って有名人ー、と言う貴方の方が絶対に呑気でしょう。なんて言えない。
「じゃ、ルール説明するね。術式なし。体術のみで僕とぉー……喧嘩？違うな、対人訓練だ！」
喧嘩は笑えない。
…きっと負けるだろう。だけど＿＿＿＿＿＿
「…戦りましょう」
「うん！楽しませてね！」
七海建人はひたすら殴りかかってくる。けれどそれはお世辞にも速いとは言えない。
「ッ、くそ、避けてっ、ばっかりじゃないですかっ」
「ふふふ、さっき吹き飛ばされたの覚えてないの？」
このままだときっと体力尽きるだろうなぁ…別に心折りたいわけじゃないけどさ、避けてばっかりで飽きちゃうのは僕もそうで…
「ッう"ぁ」
「ごめんね」
鳩尾に思いっきり肘鉄をくらわせる。
「さっっっすがAせんぱ……センセー！！！俺にも教えてー！！」
「私も頼みまーす！！」
「私もー」
「かっこいいです先生ーーーー！！！！」
「いやぁ、照れるね。」
七海建人は足元でぐったりと倒れたままだった。
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Mimi(プロフ) - ３３３さん» ありがとうございます！助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (
レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
３３３(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
３３３(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mimi | 作成日時：2022年11月15日 21時
