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十話 ページ11




皆集まり、本日の振り返りを始める。

「悟は傑よりも体術は長けていない。これから伸ばしていこうか。」

悟は傑よりも劣っていた事に悔しさを感じたのだろう。少し歪めた表情ではいと返事をした。これで闘争心が燃えてくれたら、成長も早いだろうね。

「傑はかなり出来てるね。正直驚いたよ。」

「ハハ、嬉しいです」

褒めれば嬉しそうにしてくれている。成長する度に褒めて伸ばしていこうかな。悟とはまた違った成長方法だね。競うことも嫌いではなさそうだし、そのほかを見てもいいコンビネーションだ。

「硝子、君はこの後だね。体術は習うより慣れろ。という訳で、ひたすら実技。僕から見て学んでね。悟と傑は二人で死なない程度に戦り合ってて。」

そう言うと、二人はグラウンドのど真ん中に向かうようで、またまた競い合いながら走っていった。

「元気だねぇ」

「先輩も言うて歳変わんないでしょ…行きましょう」

うん、クール。色んな意味で。


体育館に移動した。きっと二人は暴れるだろうし、巻き込まれるのは正直ごめんだからね!

「さて、まずは簡単な体術。そこからちょっとした呪具も使えたらいいなって感じだねぇ。硝子、運動得意?」

「普通です。でも、特別動かないんで一般並みだと…」

「りょーかいだよ!」

なら基本からいくべきか…色々考えながら計画を組む。

「…先輩はどうして授業をしようと?」

「…僕ね、もう来年卒業したら高専教師になるんだよ。その実技って訳」

へぇ、と意外そうに僕を見る。そんなに意外かと聞けば、縦に頷かれた。ちょっど解せん。

「なんか、教えるって感じじゃないし」

「どうして?」

思わずニコリとして聞いてしまった。変な笑顔になってないだろうか…

「…だって、先輩あんまり笑ってないし。あと、年下、得意じゃなさそうだなって思った。それだけですよ」

「…んふふ、そっかぁ。僕、年下苦手なのかな。無意識かなぁ…確かに子供は苦手だけど、悟達は言うほど年下じゃないでしょ?」

そう問えば、まぁなんでもいいですけどと返ってきた。

「それじゃ、体術始めるよ。」

「よろしくお願いします」

僕と硝子は構えた






出雲 A

嫌いなもの:年下(?)

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Mimi(プロフ) - 333さん» ありがとうございます!助かりました(・・; (2022年11月21日 16時) (レス) id: c181aeabb1 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - なので、作者様の日本語訳に近づけようと思うと、I work with you , we can finish it soon.私があんたと仕事をすれば私たちはそれ(仕事)をすぐに終わらせられる。これがベストだと思うんです。突然の長文失礼致しました。 (2022年11月21日 1時) (レス) id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
333(プロフ) - 序幕のIfからはじまる英文なんですけど、このままだと「もしアンタがこの場所に居ていたなら、私は私の仕事をより早く終わらせるつもりだった。」になるんです。普通、Ifは未来の事柄に使うので(were ,wouldは過去を現す)未来で過去にタイムスリップしちゃうんです。 (2022年11月21日 1時) (レス) @page1 id: cad7f1ee43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mimi | 作成日時:2022年11月15日 21時

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