5話 ページ7
『ふぁ〜〜あ、あーねむ』
2日目の朝。少し騒がしい教室で両手を伸ばす。
sh「お前テストの朝くらい勉強しろよ。単語とかあるだろ?」
窓際の壁にもたれかかってシャークんが言う。右手にはちゃんと参考書。
『え〜〜テストで頭使うのにその前に頭使いたくないよ。それならスマイルだって勉強してないじゃん。』
sm「はぁ?俺はなぁ、もっと先を行ってんだよ。ルールを守れば人は幸せになれるのか、そうとは限らないだろ?ルールを守っても不幸になる人はいるし、ルールを守らなくても幸せに…」
『あー、耳が拒否反応起こしてる!!』
矛先をスマイルに向けようとしたのになぜか語りだしたスマイルを必死に遮るとスマイルはため息をついて再び本の世界に戻っていった。
まったく、スマイルは本当に本の虫なんだから。
Na「おはよ!Aちゃんっ!」
『うわぁっ!?』
シャークんと楽しくおしゃべりしていたらいきなり両肩を捕まれ声をかけられる。
その瞬間シャークんのオーラが一気に黒くなるような気がしたが怖いので触れないでおこう。
sh「お前さ、Aは今俺と喋ってんのわからんわけ?」
Na「え?挨拶だけじゃん。ね、Aちゃん」
『えっ、あ、、うん…?』
いきなり私に話振らないでほしいな…怖いんだよシャークんが。
sh「大体お前ほぼ初対面でAを下の名前で呼ぶな。」
Na「呼び方はなんだっていいじゃん。てか俺は君たちとも仲良くしたいんだけど!」
sh「はぁ?絶対無理。」
シャークんは怒るとすごく根に持つタイプ。こりゃどんまいだなNakamuくん。
Na「別にお前がぼっちでいいならいいですけど〜」
なんて言いながらNakamuくんは私の座っている椅子ごと自分の席に引きずって、本に熱中しているスマイルも引っ張ってきてシャークんだけが窓際に残される形になってしまった。
sm「えっ、なに?」
sh「お前なぁ…!!」
あっ、そろそろやばい
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ふぃるん(プロフ) - 華月さん» コメントありがとうございます!待たせちゃってすみません…色々忙しくて( ; ; )大好きって言ってもらえて嬉しいですありがとうございます!! (2021年10月26日 7時) (レス) id: 1a90758e7e (このIDを非表示/違反報告)
華月 - 初コメ失礼します!ちょっと久しぶりの更新でほんと嬉しいです…!この作品も作者様お2人のそれぞれの作品も大好きです!これからも頑張ってください! (2021年10月23日 21時) (レス) @page21 id: 91c51e0192 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃるん(プロフ) - 恋歌さん» では一生書いていきますね!!(嘘です)コメントありがとうございます…! (2021年9月11日 12時) (レス) id: 0639ff7076 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌(プロフ) - やばい!何この神作品!一生読んでられるwふぃるんさんとみゅさんマジで好きです! (2021年9月10日 23時) (レス) id: 1374b51b68 (このIDを非表示/違反報告)
みゅ(プロフ) - 猫大好きさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2021年9月9日 19時) (レス) id: 2723ce9aa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃるん&みゅ x他1人 | 作成日時:2021年9月6日 18時