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｢ま、そのうち学ぶ機会あるだろうし……そん時にみっちり教えてもらいな｣
｢あう…………｣
｢とりあえず今は背筋伸ばせ……よっ！｣
｢痛ぁ！？｣
躊躇なくシャークん様は私の背中をぶっ叩いた。
反射的に声を上げると、近くを通っていったメイドさんに“救護所では静かに”、なんて釘を刺された。ごめんなさい。
酷い！シャークん様の馬鹿！！暴力反対！！！
…………そんなことが言えるはずもなく、めそめそしながら背筋を伸ばす。
｢うんうん、スタイル特段悪いわけじゃないんだし。そっちの方がいいぞ｣
｢そこはスタイルいいんだから、って言ってほしかったんですが｣
｢…………いいとは言えなくね？｣
｢悪かったですねぇ貧相な身体で！｣
｢ふははっ、ごめんって。そんなに怒るなよ｣
ぶすっと不貞腐れた私の頭をシャークん様はわしゃわしゃ撫でる。
何度でも言うけどこの人は絶対私の事子供か何かだと思ってる。歳ふたつ位しか変わらないんですけど！！
…………まぁそんなシャークん様を簡単に許しちゃうのも私なんだけどさ。
桜の消えた闘技場は次の試合への準備が着々と進んでいく。
割れていた地面は魔法道具の力でスルスルと元の姿へ戻っていった。
｢…………｣
｢ん、どーした？｣
｢あ、いや……えぇと。桜、綺麗だったから…消しちゃったの勿体なかったなぁって｣
｢あぁ。……きりやんに言えばまた咲かせてくれるんじゃね？｣
｢本当ですか……！？｣
｢それくらいやってくれるだろ、あいついつも暇そうだし｣
｢いやいや、きりやん様だっていつも忙しそうにして…………｣
そこまで言いかけて、わざわざスマイル様の所へ私を拉致しに来るきりやん様の姿が浮かんだ。
｢……………そんなに忙しそうではなかったかもしれないです｣
｢はははっ！！！｣
大きく声を上げて笑うシャークん様。
その声が聞こえたのか、ベッドのある方からんん、と小さな呻き声。
それから、“ちょっと、なんか失礼なこと言われてる気がするんですけど……”というきりやん様の眠たげな声が聞こえた。
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あかもち - 1月11日のワイ「😭😭」続きが､､､続きが気になります､､､更新待ってます､､､ (1月11日 22時) (
レス) @page17 id: ff68a621b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - コメント失礼します！やっぱ何度見ても面白くて大好きです！いまだに読みにきちゃいます笑今日気づいたのですが題名って後編の実写のたった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよを元にしてますか！！違ったら少し恥ずかしいのですが…これからもずっと応援しています！ (8月3日 3時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 7/24に見ている私。続き楽しみにして待ってますね!! (7月24日 20時) (レス) @page17 id: 38eebacbdf (このIDを非表示/違反報告)
あかもち - 7月4日にまた見たワイ「(┬┬﹏┬┬)」 続き楽しみにしてます！！ （二回目） (7月4日 22時) (レス) @page17 id: 057b0a6fab (このIDを非表示/違反報告)
ルベルナ(プロフ) - 同じく3/30日に見てる私。続き楽しみに待ってますから！！ (2023年3月30日 0時) (レス) @page17 id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らび | 作者ホームページ：
作成日時：2021年10月31日 14時
