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｢……よし、行くか｣
きりやん様がベッドの方へ歩いていったのを確認すると、スマイル様はそう言って立ち上がった。
“がんばれよー”と声をかけるシャークん様に片手を上げて返事をしてから、スマイル様は私の方へ声を掛ける。
｢おい｣
｢はいっ！｣
｢しっかり見とくこと。わかった？｣
｢わかりました！｣
｢あと、俺の試合終わったら一旦休憩入るんだけど、その間にきんときの様子見てきて｣
｢…………！いいんですかっ！？｣
｢休憩中な。あいつがいる場所は大体検討つくから｣
｢やったー！ありがとうございます！｣
｢今は俺の試合ちゃんと見ること｣
｢はいっ！もちろんです！｣
私の返事に満足したのか少しだけ笑うと、スマイル様は準備をしに歩いていく。
その姿を眺めていると、シャークん様から声がかかった。
｢手伝い行かなくていーの？｣
｢あっ、はい！大会始まる前に、
“俺の手伝いはしなくていい。万一のことがあったら困るしお前はロッド持って座っとけ”
……って言われてますので！｣
｢ふはっ、モノマネちょっと似てるのなんなんだよ｣
｢あ、似てますかっ？｣
なんて他愛のない話をしながらふと闘技場の方を見る。
｢シャークん様｣
｢ん？｣
｢あのー……なんでしたっけ、桜？あれ、どうするんですか？｣
｢あぁ、あれか。床のひびとかは魔法道具で直せるけど…………あ、A｣
｢なんですか？｣
｢消せる？あれ｣
｢あー……私の魔法、魔法で出したものは消せないんです、すみません…………｣
そう言うと、シャークん様は少し考え込む素振りをしてから顔を上げる。
｢Aの魔法って、魔法を消すやつだよな？｣
｢あっ、はい！そうです！｣
｢じゃあいける気がするけどな…………ちょっとロッド持ってこっち来て｣
｢えっ、わわっ、シャークん様っ！？｣
シャークん様に手を引かれて桜の木の近くまで。
目立ちそうだな……って思ったけど、次の試合に向けての準備で人が沢山いるおかげか貴族の方々には注目されてないみたい。
メイドさんからの視線は相も変わらずざくざく突き刺さってるけど！痛い！！
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あかもち - 1月11日のワイ「😭😭」続きが､､､続きが気になります､､､更新待ってます､､､ (1月11日 22時) (
レス) @page17 id: ff68a621b9 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - コメント失礼します！やっぱ何度見ても面白くて大好きです！いまだに読みにきちゃいます笑今日気づいたのですが題名って後編の実写のたった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよを元にしてますか！！違ったら少し恥ずかしいのですが…これからもずっと応援しています！ (8月3日 3時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 7/24に見ている私。続き楽しみにして待ってますね!! (7月24日 20時) (レス) @page17 id: 38eebacbdf (このIDを非表示/違反報告)
あかもち - 7月4日にまた見たワイ「(┬┬﹏┬┬)」 続き楽しみにしてます！！ （二回目） (7月4日 22時) (レス) @page17 id: 057b0a6fab (このIDを非表示/違反報告)
ルベルナ(プロフ) - 同じく3/30日に見てる私。続き楽しみに待ってますから！！ (2023年3月30日 0時) (レス) @page17 id: 5c3b65f0f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らび | 作者ホームページ：
作成日時：2021年10月31日 14時
