第42話 ページ44
｢倖さん………｣
｢だって審神者によってやらせてること違うんだもん！俺悪くない！！！｣
一期一振さんがすごい顔してるよ。
確か政府の担当も元々違う人だったんだもんね。
元がどんな人であろうと倖さんぶっ込まれたらギャップに頭追いつかなくなりそう…………
｢うーんと、ほんとに人によるんだけど、仕事の手伝いして貰ってる人が殆どかなぁ｣
｢仕事の手伝い……｣
｢そうそう。書類仕事とか手入れの手伝いとか………あと顕現とか？｣
｢顕現！？｣
｢あ、これはほんとごく稀なケース。基本的に顕現は審神者が直々にやってねー？｣
｢男士の皆さんにも顕現なんてできるんですか………？？｣
｢できることにはできるよー。前もって審神者が式神に霊力込めておいて、うんぬんかんぬん………詳しくは知らないけど｣
｢へぇ…………｣
色んな審神者がいるらしい。
私も顕現とかする機会あるのかな？多分ないな。
｢後は第一部隊の隊長やらせてる人もいるねぇ｣
｢へぇ………｣
｢まぁ、基本的に審神者にお任せかな。
こっちは日課とかその辺こなしてもらえれば上も何も言わないし………
あ、Aちゃんにはまだ日課ないから、とりあえず本丸の調整続けてもらう形でよろしくね！｣
｢は、はい！｣
｢あとは？なんかある？｣
｢後は………あ、廃品回収してもらうこと出来ますか？｣
｢廃品回収？｣
｢はい。今のところ掃除した所4箇所だけなんですけど………壊れてて邪魔になってるものが、結構ありまして｣
｢あぁー……理解｣
｢だから、本丸の掃除あらかた終わった時に、回収して貰えないかなって…………｣
｢おーけーおーけー、直りそうなのは修理して返すね｣
｢いいんですか…！？｣
｢それくらいはするよ。どうせ、洗濯機とかそのへんも壊れてるんでしょ？｣
よくお分かりで！！！！
彼は咄嗟の隠れ場所として役に立ってくれて…………ないな。
｢そういう必要な家電、壊れたまんまじゃ困るしね。現代人なら尚更｣
｢ありがとうございます…！！｣
｢ただ、今すぐには無理だから、暫くは家電無しで頑張ってもらうけど…大丈夫？｣
｢だ、大丈夫です｣
｢ほんとかなぁ？｣
｢ほんとですよ…！！｣
｢んじゃ、無理そうだったら連絡して？
寒いし暖かくしてね！ばいばーい！！｣
そう言って通信がプツリと切れた。
｢嵐のような人だ………｣
｢…そのようですな｣
一期一振さんに共感されてしまった。凄いな倖さん。
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雪 - とても良かったです( ´艸｀)続きが気になります(´ｰ｀) (2020年12月26日 21時) (
レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - 雪乃さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年12月22日 21時) (レス) id: ca517f1ee4 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - このお話めっちゃ好きです！続き楽しみにしてます！ (2020年12月22日 16時) (レス) id: 04eef4e4b1 (このIDを非表示/違反報告)
花梨(プロフ) - イッヌの毛さん» ありがとうございます！伸びるように祈っててください！w (2020年11月20日 23時) (レス) id: ca517f1ee4 (このIDを非表示/違反報告)
イッヌの毛 - 面白い！絶対伸びる！ (2020年11月20日 20時) (レス) id: e2d97a71dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らび | 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月18日 23時
