鷹の俊足戦士を追いかけて

噂になってた ページ8

和子さんに連れてきてもらった部屋にはたくさんの選手がいた。


和子 「ちょっと、呼ばれちゃったからAちゃん、挨拶して待ってて！」


　 『は、はい！』


そう返事をしたのはいいものの、１人選手の中に取り残されてしまった。
…でも、自分から挨拶しないと！そう思って話しかけようとしたら…


？ 「お！噂の佑京の幼なじみか！？よろしく〜！」


　 『ひゃ、ひゃい！』


？ 「そんな、いきなり言ったらびっくりしちゃうだろ？驚かせてごめんね、俺は和田毅
　 そんで、こっちの声が大きいのが松田宣浩、よろしくね」


　 『和田選手に松田選手、周東Aです。よろしくお願いします！』


松田 「そーんな、堅苦しいのいらんから！マッチって呼んでくれ〜」


和田 「俺も、呼び捨てでいいよ」


　 『そんな…おこがましいので、せめてさん付けでお願いします』


和田 「呼びやすいので呼んでくれて、いいからね」


松田 「マッチさん？マッチさんか！なんか、面白いな〜！」


　 『では、改めてマッチさん、和田さん！よろしくお願いします！』


和田・松田 「よろしく〜」


和田 「Aちゃん、内さんには挨拶した？呼んできてあげるよ」


　 『ありがとうございます！』


内川選手を呼びに行った和田さんを待っていると、


？ 「君、新入りさん？」


　 『周東Aです、よろしくお願いします！』


？ 「誰と話してんの？おお！ウワサの佑京のおさなななじみ！」


？ 「柳田さん、なが一個多いです」


柳田 「ん？幼なじみか笑、柳田悠岐じゃけぇ、よろしく〜！あと、バヤシ」


上林 「上林誠知です。よろしくお願いします」


　 『柳田選手に上林選手、よろしくお願いします』


柳田 「ギータでいいよ〜、誠知もバヤシで」


上林 「はい、佑京の同級なんで呼び捨てで大丈夫です」


　 『じゃあ、バヤシくんも敬語じゃなくていいよ？』


上林 「…そうだね、よろしくA」


柳田 「誠知、顔赤くない？」


上林 「別に…そんなことないです」


柳田 「誠知照れてんな〜！」


？ 「はいはい、ギータ、後輩いじめないの」


内川 「佑京の幼なじみだよね？広報頑張ってね」


　 『はい、頑張ります！」


和子 「待たせちゃってごめんね〜、様子をみるに、しっかり挨拶できたんだね」


そして、和子さんとほかの選手や監督にも挨拶をして、広報初日を終えた。





　

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