鷹の俊足戦士を追いかけて

第１回　見守り隊会議 ページ31

和子side


Aちゃんを守りたい選手たちで結成された見守り隊の第１回の会議があるというので
私も参加してみた。

ちなみに隊長は今宮くんでメンバーは

隊長 今宮健太
副 松田宣浩
隊員 柳田悠岐
　 甲斐拓也
　 千賀滉大
　 牧原大成
　 工藤監督←あれ？

こんな感じでまだまだ募集しているみたい。
私ももちろん、Aちゃんが大好きなので見守り隊に入ってもいいけど…みんなはちょっと
見守り隊に入っている理由が複雑なので遠慮することにした。


今宮 「えー、今日は監督は忙しいそうで来れませんでしたが第１回の会議を始めます」


柳田 「待ってましたあああ！ってなにすんの？」


松田 「今日の議題は！俺たちはどうAちゃんと佑京を応援すればいいのか」


牧原 「難しいっすね、あんまり世話焼いても余計なお世話でしょうし」


柳田 「はーい！はい、はい！哲人がAちゃん狙ってると思うんじゃけど」


今宮 「ほんとに？」


松田 「確かに、佑京いわく、チーム内と勇人にしか報告してないって言うてたからな」


牧原 「それ、結構やばくないですか？」


柳田 「ヤバい、バリやばい」


甲斐 「でも、勇人さん知ってるみたいだし」


千賀 「生きてるのか心配になるレベルでキレてたね」


　 『え？坂本選手ってそんなに怖いの？』


私には笑顔でAちゃんと話す坂本選手か試合中の姿しか思い浮かばなかったので
不思議で仕方がなかった。


松田 「知らんのか〜！あれは重度のシスコンだな」


甲斐 「でも、Aちゃんが妹だったら心配でシスコンにもなるかも…」


牧原 「確かにわかる」


柳田 「天然で、危なっかしいよな」


　 『天然という点に関しては柳田くんも同じだと思うけど』


今宮 「この間なんて男のファンから「大好きです！」って言われて、「私もです！」なんて返して
　 たよ…Aちゃんに聞いたら、「ホークスが大好きってことじゃないんですか？」って
　 ほんと、心配になる」


　 『この前は機材に足取られて転んでたっけ』


千賀 「…心配だ」


それから、Aちゃんを狙う若手選手たちの話などで盛り上がり解散となった。


今宮 「本日はこれまでとします」


松田 「Aちゃんを温かく見守ろなー！」


(Aちゃん、愛されてるな〜)




〜一方〜
A 「…くしょんっ、風邪ひいちゃったかな、みんなに移さないようにしないと」

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