悩みの種 ２７ ページ28
「ん〜」
「おはよ」
翌日
私は先に起きて、朝ご飯を作っていた
「ごめん、お弁当の容器ないからパン買ってくれないかな？」
「弁当、作ってくれるのか？」
「うん、殺風景なものになると思うけどね」
「ありがと、仕事終わって時間あったら買っとく」
「ありがと」
私は蓮くんと朝ご飯を食べ、会社に向かった
「え？」
「だから、プロポーズされちゃった！」
「嘘、おめでとう！」
「ありがとう！昨日さ酔った勢いで色々言ってたらしくて」
「それで？」
「朝起きて、左手見たら指輪あった」
「凄いね」
「今はネックレスにしてるの、籍入れるまでは秘密にしたいな〜って思って」
「良いドッキリになりそうだね」
「だよね！」
「結婚式はする予定？」
「一応する予定！」
「そっか、呼んでね？」
「当たり前！」
「ねえ、指輪見せてくれない？」
「いいよ〜」
私は指輪を見た
「凄い、綺麗〜」
「指にピッタリだったの、ほんとに感動しちゃった」
「どうやって測ったんだろうね」
「それがね、教えてくれなかったの」
「へ〜」
「同棲とかは新居が決まるまで三里くん家なの！」
「結婚式はまだ先になりそうだね」
「うん、半年以内にはしたいかな〜？」
「理想だね」
「先にAが結婚しちゃうかも？」
「それはないよ」
流石に
「え〜」
「はい、そろそろ戻るよ」
「は〜い！」
幸せそうな顔をしている沙良
家庭を手に入れられて、ちょっと羨ましいかもしれない
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作者名：伊東と田中 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時：2019年10月26日 1時
