悩みの種 15 ページ16
「これからどうするの?」
「そうだな」
ピピピピ
「ん?」
お兄ちゃんから着信が来た
「もしもし?」
「お、A今平気か?」
「うん、どうかしたの?」
「由愛がさ、久しぶりってほどでもないがAに会いたいって来れるか?」
「大丈夫だけど....あ、ちょっと待って」
私は蓮くんにある提案をしてみることにした
「ねえ、蓮くん」
「ん?どうかしたのか?」
「あのね、これから空いてるなら一緒にお兄ちゃんの家に行かない?」
「大丈夫だけど、俺も一緒でいいのか?」
「たぶん大丈夫だと思うよ!」
「そうか、それなら行こう」
「うん!」
私はお兄ちゃんに蓮くんも連れて行っていいか聞こうとした
「いいぞ」
「え?」
「会話丸ぎこえ、由愛も蓮くんと一緒の方が喜ぶだろう」
「わかった、これから向かうね」
「おう、待ってるぞ」
電話を切り、お兄ちゃん達の家に向かった
「こんばんは〜!」
「お邪魔します」
「お、いらっしゃい!」
「いい匂い!」
美味しそうなカレーの匂いがする
「あ、Aちゃんに蓮くん!いらっしゃい!」
「「こんばんは!」」
「お、A!!」
「あら、優斗」
「横にいるのはAの彼氏だな!?」
「えっと、成瀬蓮です」
「おれは如月優斗!よろしくな!蓮!」
「おう、よろしくな」
無事に仲良くなれたようだ
「優斗、蓮くんと仲良くなれたんだな!」
「うん!!」
「コイツ無邪気で幼稚だけどよろしくな?」
「はい!」
優斗の頭を撫でているお兄ちゃん
凄く幸せな空間だな
そう思った
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2019年10月26日 1時