第六話 ページ8
「…な、何のことでしょうか？」
誰も知らないはずの私の前世での名前を、ましてや今日初めて会った赤の他人が知っていたらびっくりするし、凄くマズイと思う。
だからはぐらかそうとした。噛み噛みだったけど…。
しかし、彼女には何か確信がある様で言葉を続けた。
「何を分かりきったことを聞いているんですか？貴方が一番分かっていると思いたいのですが、それともこう言った方が良いですか？ 馬鹿瑞穂さん？」
そういう彼女の嘲笑うような口調とバカにした言葉には聞き覚えがある。
「ま、まさか、え？ ウソ、まさか、し、史乃(シノ)ちゃん⁉︎」
「ご名答。まごうこと無き、貴方の元 知り合いの山里 史乃(ヤマザ トシノ)ですよ。 馬鹿瑞穂。気づくのが遅い！というか、察しが悪いというかいつも通りというか。まあ、ある意味予想通りといえば予想通りですが。」
この毒舌と言うか、ある意味ストレートなオブラートに包まれていない言い方。馬鹿瑞穂という呼び方、間違いない…前世で友達だった(あくまで友達であり親友では無い)史乃ちゃんだ。
そう思っていた私の顔は史乃ちゃんには
「何アホ面(ヅラ)さらしてんですか。まあ、驚くのも無理はないですが。」
に、見えたらしく、史乃ちゃんはあからさまに呆れた顔をしていた。
ので言い返すも
「あ、アホ面って…ひ、酷い。」
「まあ、それは置いておいて話を続けましょう。」
と言う風にスルーされた。
だから
(え、スルーですか。
さらに酷いッス。)
ある意味いつも通りだけどね！安定の通常運転すぎるよ‼︎結局死んでもそこらへんは改善されないんだね！
とも思ったが口に出すと殺られかね無いので言わない。
と言うか、言えない。
「で、まあ茶番はここまでにして本題に入りましょうか。」
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ハル(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/2525Miku/ (2015年3月9日 12時) (
レス) id: 6a421b55e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ので、新しく書き直しをしました。お気に入りに登録して下さった慈悲深い方々、続きが少しだけど気になるから見てやるよ！という心優しい方々、お手数ですが、こちらのURLからご覧くださいm(_ _)m↑ (2015年3月9日 12時) (レス) id: 6a421b55e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - どうも初めまして。この小説の作者のハルです。実はアホらしいことに、この作品のパスワードを忘れてしまい、小説が書けなくなってしまいました。 (2015年3月9日 12時) (レス) id: 6a421b55e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル＆キヨ | 作成日時：2014年10月1日 18時
