甘くて、日常。【男性声優】

意志の弱さ ページ27

.





.




？「思い出さない方がいいんじゃない？(笑)」




後ろから声がして振り返ると、
羽多野さん、柿原さん、安元さんがいて、今声をかけたのは羽多野さんだった。



「皆さんおつかれさまです！思い出さない方がいいってどういうことですか！！」



… 本当にそんなにひどいの？



柿「いつしか飲んだ時に、終電もう既に逃しててタクシーも中々捕まらなくて、俺がAの家までおぶったの覚えてないでしょ？」



安「いつしか、シャンパン飲みたいって、その時既に酔ってたのに俺に強請ってきたこととか。」




…… 嘘でしょ。とんだ迷惑野郎じゃないか。
何してんの、雪城。
人様に、先輩に迷惑かけて記憶がございませんって言い訳になんないよ。




「 … 覚えてません … ほんっとにごめんなさい、ご迷惑おかけしました。」




柿「嘘だけどね(笑)」




「 … 嘘なんですか… ごめんなさ …… 嘘 ！？」




安「うん、嘘(笑)」




「びっくりするじゃないですか！！記憶が無いんですから本当に信じちゃいましたよ！！(笑)」




羽「話聞いてる時のAちゃん凄いこの世の終わりみたいな顔してたよ(笑)」




柿「いや〜面白い(笑)」



私は面白く無いどころか心臓止まるとこでしたよっ！！！



「もう今日は水にしときますっ」




羽「あっちにハイボールあったよ。」




「ちょっと行ってきます」




岡「意志よわっ(笑)」




ほどほどにね、ほどほどなら大丈夫。




増「ほどよく、な。」



「大丈夫！任せなさいって」



梅「Aの大丈夫は大丈夫じゃないでしょ(笑)」




〜20分後〜



いつもほどじゃないけど、少なめでハイボールを飲んだ雪城はお酒に強くないので、少量でほろ酔いになってしまうのは仕方なくて。



「ガチ酔いじゃないけど頭がフラフラする」


島「だから言ったじゃん(笑)」



「こーんなのまだ序の口！」



羽「どこがだよ(笑)」



増「頭フラフラすんだろ？はい、水。」



「あんがと〜」




結局、いつもほど酔わずに頭がほわーっとするくらいで済んで、記憶もばーっちり。



合間合間で安元さんやとしくんが水をくれたり、石田さんや花ちゃんが私の飲むお酒の量を調節してくれたりと、補助ありきのこの状態。



ありがたやです。




ちょいちょい迷惑というか面倒をかけてしまったけど、楽しかった！



またこんな大きな飲み会を皆さんとしたいです。




とりあえず帰りにウコン買おう。





.

不可抗力→←同年代

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す