甘くて、日常。【男性声優】

気遣い ページ25

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宴会が始まり、色んなところでワチャワチャと賑やか。






私のいる塊も乾杯をして、スタート。





「お疲れ様でした！！」





人数も人数なので声を張って言うと、皆さんも「お疲れ様」とグラスを打ち鳴らす。





石田さんも喋りはしなかったけれど、「お疲れ様です！」と言うとグラスを合わせてくれた。





石田さんは今回の作品でも共演シーンが多くて、昔から良くしてもらってる、優しいお父さんのような方。





石「A、はい。」





「ありがとうございます！」





私が他の方と挨拶をしていると、その間に石田さんが私のお皿に色々と盛り付けてくれた。
人と関わるところをあまり見ることが無くて、怖そうという印象をもたれがちな石田さんだけど、すごいいい人。





「石田さんも来るのは珍しいですね！」





石「じゃないとA、飲み過ぎちゃうじゃん。」





「 … っう(笑)」





痛いところを突かれちゃったけど、あながち間違っていなくて、こういう大きな飲み会では飲みすぎて次の日前夜の記憶が無いことがたまーにある。





石「飲むならほどほどにね。」




「この間、飲み過ぎないと心に誓ったばかりなので大丈夫です〜！」





ふふんと自慢気に言って見せると、「本当？」と言いながら少し笑っている石田さん。






石「ほら、あっちでも飲んでおいで。」





あっちと言うので石田さんの指す方を見ると、おいでおいでと呼ばれていた。






「少し飲んできます(笑)」






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打ち上げ編まだ続きます！






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