【名探偵コナン】黒組織の愛され美女 (ページ7)

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「あっ、お待たせしました。」

『ありがとうございます。ﾆｺｯ』

その場から微笑んで動かない安室さんはきっと感想をまっているんだな。

パクッとひと口食べると、今まで食べたことない程美味しかった。

『サンドイッチってこんなに美味しいんですねっ』

と微笑みながら安室さんを見ると、ｽｯと手が伸びてきて頬を触ってきた。

ビックリして少し目を見開くと

安室さんが微笑んで頬についていたであろう物を食べた。

こんなこと慣れているからか、ﾌﾌｯと笑ってありがとうございますっと言った。

その後、女子高生の悲鳴でﾊｯと我に帰り戻って行った。

A！！っとガクガクと肩をゆらされて、キッラキラした目で見てきた園子。

『どっどうしたの！』

「どうしたも何も！！！！

あれは脈アリよ！！！！」

急に大声で言い出すものだから、お客さんの女子高生たちの鋭い視線が突き刺さる。

『ｸｽｯきっとそれは無いわ。慣れているのよ彼。』

とキッチンをみるとﾊﾞﾁｯと目が合ってﾎﾟｯと分かりにくいが頬を染めて気まずそうに目を逸らした。

相当女慣れしてるのね。でもあの、運んでくる時に足音をなるべくたてないで歩いていたことと、さっきのまるで当然のように頬を触ってきたこと。

人のいいように微笑む彼を怪しく思ってしまう。

もしも、ハニトラ経験があるのなら貴方は何者？？

「ね！蘭！お似合いよね！Aと安室さん！」

「えっ？！……でもわかるかも！」

と、勝手に展開されていく話。

「Aはどう思う？！アリ？！ナシ？！」

もう園子！なんてゆってる蘭ちゃんも気になってる様子。

『うう～ん……素敵だと思うよ、安室さん。』

と微笑めば遠い距離にいる安室さんが少し動揺したのが見える。

耳もいいのね、尚更怪しい。

蘭ちゃんと園子ちゃんが思ってる事とは裏腹にずっとこんなことを考えていた。