【名探偵コナン】黒組織の愛され美女 (ページ14)

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ターゲット 12 ページ14

身支度を終えて降りてこれば、テーブルに並ぶ朝ごはん。

何度見てもすごい……

「あっ、ちょうど今できたんです」

あまりの凄さに棒立ちしてるとキッチンからニコニコと笑いながら出てきた。

さぁ、座ってくださいと椅子を引いてくれる所もやっぱり流石だなぁ～～～

2人で一緒に手を合わせていただきますをしてから、フレンチトーストを頬張った。

『っ……！美味しい……！凄いです安室さん！！』

もちろん、お世辞なんかじゃなくて今まで生きていた中で1番っと言っても過言じゃないくらい美味しかった。

「大袈裟ですよｸｽｯ」

笑い合っていると

急に、あ、っと声を上げた安室さん。

「今日、7時から例のパーティです。」

『へぇ～……え？！？！』

そうなの？！！？！

あ、そう言えばあの封筒ちゃんと読んでなかったや……

「なので……6時には迎えに来ますね」

『ありがとうございます……』

「……ハニートラップ、慣れているんですか？？」

『いや……これでも3回目なんですけどね…ﾊﾊｯ』

「？……ジンに慣れてる的なことゆっていたのに？」

『いやぁ…あれはちょっと調子に乗っちゃってﾃﾍｯ』

ベッと舌をちょっと出せば少し頬を染める。
最近赤くなってばっかだね安室さん。笑

「そっ……そうですか、」

『それに……ハニートラップをさせてもらえるようになったのもついこの間なんです！』

「？！そうなんですか？！」

『いっつもその手の依頼は全部ジンがベルに回してて、私もしたいって言ってもさせてくれなかったんです、笑』

「ジンが……そんなこともあるんですね

(ジンがハニートラップさせたくない気持ちは痛いほどわかるぞ……)」

『でもこの前、強い口調で言ったらさせてくれるようになったんです！』

ヘラっと笑えば、急に眉をひそめて

「もしも…危なくなったら必ず呼んでくださいね？」

それって心配されてるの？

『……大丈夫です。私がそんなヘマをするとでも？』

「いえ……ただ心配なだけです。」

へぇ、

『ｸｽｯ……命が惜しければこんな仕事してないわ。』

そう言えば、

安室さんは少し悲しそうに微笑んで、ポアロに行ってしまった。

なんか悪いこと言っちゃった…かな？