45話 ページ7
「ただいま戻りました」
「おかえり」
「はい」
それから数日
私はお見合いの準備のために家に戻ってきていた
「あの、父上」
「なんだ」
「お相手の方はどのような方なのですか?」
「......一流貴族だ」
「え、一流ですか?」
ということは朝廷で働く人のこと
上手く行けば使用人はやめないといけなくなると思った
でもまさか、一流貴族と私がお見合いだなんて
思いもしなかった
「詳細は当日に、ん?その箱どうした」
「帝様からいただきました」
「何?」
「父上には連絡がいっておりませんでしたか?わたくし帝様にお礼と言われ少し前にお会いいたしました」
「そうか、朝廷はどうだった?」
「当たり前ですが広々としており煌びやかでした、十二単と着用してらっしゃる女性も美しい方ばかりでした」
「そうか」
「わたくしは所有している一番豪華な着物はこの帝様にいただいた着物しかございませんので当日はこれを使わせていただきます」
「わかった、明日だからゆっくり休んでおきなさい」
「はい」
私は自室に入り、箱を置いた
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2020年1月31日 17時