検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:3,977 hit

45話 ページ7

「ただいま戻りました」


「おかえり」


「はい」

それから数日

私はお見合いの準備のために家に戻ってきていた



「あの、父上」


「なんだ」


「お相手の方はどのような方なのですか?」


「......一流貴族だ」


「え、一流ですか?」

ということは朝廷で働く人のこと

上手く行けば使用人はやめないといけなくなると思った

でもまさか、一流貴族と私がお見合いだなんて

思いもしなかった


「詳細は当日に、ん?その箱どうした」


「帝様からいただきました」


「何?」


「父上には連絡がいっておりませんでしたか?わたくし帝様にお礼と言われ少し前にお会いいたしました」


「そうか、朝廷はどうだった?」


「当たり前ですが広々としており煌びやかでした、十二単と着用してらっしゃる女性も美しい方ばかりでした」


「そうか」


「わたくしは所有している一番豪華な着物はこの帝様にいただいた着物しかございませんので当日はこれを使わせていただきます」


「わかった、明日だからゆっくり休んでおきなさい」


「はい」

私は自室に入り、箱を置いた

46話→←44話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月31日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。