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67話 ページ29

「そうだ、A」


「はい」


「両親が君に会いたいと言っているんだ、いつが都合がいい?」


「奥方様にご相談してみます」


「そうか、では明日再度聞こう」


「はい」


奏様のご両親に会う

今から緊張しそうだ






「ふぅ」


「緊張するか?」


「はい、とても」

それから数日

榊原家本家の門の前に立っていた


「奏坊ちゃま、お帰りなさいませ」


「ただいま」

屋敷の中に入れてもらった

私は今、奏様が選んでくれた着物を着ている


「貴方がAさんかしら?」


「はい、柊Aです」

奏様のご両親に深く一礼した


「さあこちらへ、お父さんも待ってるわよ」


「はい」

私は奏様のお母様に着いていった

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設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月31日 17時

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