65話 奏side ページ27
「今日は豪華だな」
「そうですね」
いつもはもう少し質素な料理だった
味はわからないがしっかりしていそうで、今までの料理に少し戻ったようだった
「これは全て柊さんと調理人のお二人でお作りになったものでございます」
「A一人、いるかいないかでここまで変わるんだな」
「そうですね、凄いです」
私はなんて恵まれた人間なんだろう
Aのような凄い人を許婚にできて
私は今、凄く幸せだ
「柊さん凄く真剣でした、使用人歴では彼女の方が圧倒的に上ですのに敬語もしっかりしておりました」
「Aは誰にでも経緯を持って接してくれていると思うよ、それなりの実力があるのにね」
「はい、柊さんが来てくれて本当に助かりました」
「あぁ、そうだな」
Aが褒められている所を聞くと自分まで嬉しくなる
「奥方様も驚かれると思いますよ」
「そうね、すでにすでに廊下が綺麗すぎて驚いてるわ」
「そうだな、廊下で自分の顔を見たのは初めてだ」
「ふふ、そうですわね」
私もAが掃除した廊下を見てみたい
でも、まあいいか
用意してくださった部屋でAと二人で話せるのだから
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2020年1月31日 17時