検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:3,978 hit

59話 ページ21

「Aは今まで一条で使用人として働いておりました、それに咲様ご友人としてもお傍にいることで精神的な面での負担を軽減してくれるかと」


「それは私は凄く嬉しいけれど、Aさんの身が危険になるかもしれないわよ?」


「わたくしはそれでも構いません」


「Aさん.....」


「奥方様は帝様を支えなければいけません、それなのに命を狙われています、わたくしは奥方様のご友人として、一度助けた命をもう一度助けさせてくださいっ!」


「いいだろう、奏の許婚でもあるから皆納得するであろう、それに咲の友人としても咲の負担が軽減するなら良い、許可しよう」


「ありがとうございます!」

私は深く頭を下げた


「だが、使用人として働く使用人はいるが多くはいない、一手に引き受けることになるが良いか?」


「掃除、家事、料理、全て幼少の頃から叩き込まれております、お役に立つことを約束いたします」


「心強い助っ人が来てくれて助かる、妻のことをよろしく頼む」


「承知いたしました」

私は強く手を握り締めた

60話→←58話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:貴族 , 平安、明治 , 女主   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/  
作成日時:2020年1月31日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。