32話 ページ35
「お送り、ありがとうございました」
「いいってこと!柊様はこんな俺にも優しくしてくれて女神様みたいだよ!」
「いえいえ、運転手様もお帰りの際はお気をつけて」
「はいよ!それじゃあな」
「はい」
馬車を見送り、一条家の屋敷の中に入った
「ただいま戻りました」
「おかえり、帝様はどうだった?」
「凄くお優しい方でした」
「そうか、その箱は?」
「助けたお礼でいただきました」
「そうか」
「それと奥方様とご友人になりましたのでこの先朝廷から連絡が来るかもしれません」
「ご、ご友人!?」
「はい、何故か」
「それは良かったな、仕事の息抜きになるだろう存分に行きなさい」
「ありがとうございます」
私は部屋へ行った
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作者名:伊東と田中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Miku0417Mi1/
作成日時:2020年1月2日 2時